第63話

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2019/01/17 13:57
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與真司郎said








起きると隣にはすやすや眠ってる

あなたがいました


昨日はやっとあなたとの

初めての夜

を過ごせたので

俺は今めっちゃ幸せ


今隣にいる天使

昨日は何もかも可愛くて

もー、、


みんなわかって?

わかるよな?

やばいんよ

いろいろ。


寝顔も相変わらず可愛い


そんなあなたの頬を撫でて

起き上がろうとすると


『 ん、、、 』


朝が弱いあなた

少し機嫌悪め


『 しんちゃ、、 』

「 ん? 」

『 んーー、 』


手で何かを探してるみたい

そんなあなたの手の所に俺の手を置いてみると


(( ぎゅ


『 ん、 』


と言って俺の手を握るあなた

寝ぼけてんのか


なんかにこって笑ってんのやけど

めっちゃ可愛い

夢見とんのかな


可愛いからそのままにしときたいけど

そろそろ起きないとね

まぁ今日は休みだからいいんだけど

今10時だし


「 あなた 」

『 ん、、、? 』

「 起きて 」

『 ねむ、 』

「 おーきて 」

『 はあい、、 』


『 うう、寒いぃ 』

「 早く服着な 」

『 恥ずかしいから先行ってて、? 』

「 はいはい 」

『 ありがとっ 』


目が覚めたみたい


昨日あれだけ見たのに

やっぱり恥ずかしいもんなのか、

まあ、とりあえず俺も服を着てリビングに行く


あなたは一人暮らしだけど

普段自炊もしてるし

部屋はすごく綺麗に片付いている

流石としか言い様がない




 そんなことを考えていると

あなたが着替えて来た


あなたの私服はレパートリーが多くて

ゆるふわの時とかスポーツな感じの時とか

日によって違う

今日は家から出る気がないのかゆるめの服

どんな服も似合ってて毎回可愛い


『 しんちゃん、朝ごはん食べる? 』

「 食べる 」

『 何がいーい? 』

「 パン食べたい 」

『 ちょっと待っててね 』

「 ありがとう 」


こうして自分から俺のために

朝ごはんを作ってくれる


あなたが奥さんになったらどーなんだろ

きっといい奥さんになるんやろなあ


最近はこんなことを考えてしまう

俺が大学に通い始めたら

あなたが俺から離れてしまうんじゃないかとか

会う機会も減るしな、


お互い一人暮らしだし



一緒に住みたい



とか考えとるんやけどね

俺の中では。


あなたに聞いてみよ、











「 あなた 」

『 ん? 』
















「 一緒に住も? 」



『 え? 』



「 嫌? 」


































『 嬉しいっ 』



『 一緒に住んだら絶対毎日会えるねっ 』


『 学校違くても一緒に居られねっ 』





あなたはにこにこしながらそう言った

俺はあなたがそんなに喜んでくれるとは

思ってなかったので。

俺もめっちゃ嬉しかった



「 じゃあ、一緒に住もなあ 」

『 うんっ 』



それから今日1日中

その話でもちきり。


楽しみになってきたな






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