第24話

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2018/12/09 04:15
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與真司郎side



どうしよう

どうしたらいいんだろう


昨日からあなたのことしか考えられない

あなたが頭から離れない

あの時の怖がっている顔が目に焼き付いて

離れない。


昨日は帰ってすぐ

とにかく謝ろうと思ってメッセを送った


真司郎
真司郎
 あなた、今日はごめん。



って。

既読はついたけど返信は来なかった

あたりまえか、




はぁ、今日、学校とかきつすぎる

遅刻していこ、




(( ぴんぽーん




誰だ、


秀 [ 真司郎、学校行くぞ ]


秀太、


【 末吉秀太 】は俺の親友

中1のころから仲良くしてる

すげえいいやつ。

俺とあなたの1番の理解者で

1番俺たちを応援してくれてる


そーいえば昨日の夜、秀太に電話で

全部話したんだった

俺が遅刻か休もうとしてるって

気づいたんだな

流石秀太。

仕方ない、行くか、、



「 今行く 」

秀 [ あーい ]



学校に着いてもやっぱりあなたのことしか

考えてなくて、授業中もうわの空だった

それを見た秀太が


秀 [ 今日の昼休み、直接謝りにいけ ]


ってさ。

俺もそれは考えた

でも拒否されるのが怖かったんだ

それでもやっぱり


直接謝ろう


そう思った



「 秀太、あなたに昼休み裏庭に来てって

伝えてくれないか 」

秀 [ おっけ ]



昼休み



秀 [ じゃあ行ってくるよ ]

「 おう。俺は先に裏庭で待ってる 」

秀 [ そーしな。]


あぁ、あなたに避けられたらどうしよう

でも大丈夫。

あなたならきっと来てくれる。



『 しんちゃ、ん 』



ほら、来てくれた

本当に嬉しい

でも怖い

とにかくまず謝ろう

それから俺の気持ちを改めて言おう


「 昨日はほんとうにごめんな 」

『 大丈夫、。』


無理して笑ってる。


『 私ね、 』

『 しんちゃんとずっと一緒にいたいの 』


そう言ってくれた時、すごく嬉しかった

拒絶されてなかったことに安心した


それからあなたは自分のことを

素直に話すことは苦手なのに

一生懸命伝えてくれた

その気持ちが嬉しかった

きっと昨日、あなたも一晩考えてくれてたんだ

俺もそれに応えたい



「 俺とずっと一緒にいてください 」





『 はいっ、、! 』

「 うぁぁ、、 」 (( 泣



あなた、許してくれた、

これからもずっと一緒にいてくれるって

すごく緊張した。

すごく安心した。

本当にあなたには感謝しかない。




ありがとう、あなた。



『 ありがとう、しんちゃん 』


「 こちらこそ 」


「 これからもよろしくな 」


『 こちらこそっ 』(( ぎゅー



あなたから俺のところに来てくれた

それだけで嬉しくて。




(( よしよし



大好きだよ、あなた。

どきどきしすぎて心臓がいたい、

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