第3話

☺︎
522
2020/03/03 15:20
君との思い出は今でも鮮明に覚えている。

私はずっと黎弥くんの事が好きだった。

もちろん告白する勇気なんてない。

ただみてるだけでよかったんだ。

みてるだけで幸せだった。

黎弥くんの1番の友達になれただけで胸がいっぱい

幸せで溢れてた。

だから君と私の関係は



友達以上恋人未満。



よくあるありきたりな片思い。

でもある日黎弥くんは突然海で遭難してしまった。

黎弥くんは海辺で倒れてたところをすぐに発見され病院へと搬送された。

命に別状はなかった

だけどそのかわりに記憶喪失と言う名の一種の病気になってしまった。

だからもちろん君は私の事も私の顔も私との思い出も、

全部全部1つの欠片もなくすべて忘れ去ってしまった。

あぁ、ひどい話だ。

神様を呪ってやろうと思った

でもその途端にまた、

一からやり直せばいいんじゃないか?

そう言うことを考え始めた。

君とまた始めから出会った頃の様に仲良くなって、

大親友になってしまえば記憶喪失でも、

どんなに私の事を忘れてしまっていても、

またあの頃と同じ元どおりだ。

それならどおってことない

私は前向きに考えた。

考えたけど...

なんだか私自身も黎弥くんと同じ様に忘れてはいけない本当に大切な記憶を...



忘れてしまっている様な気がして怖くて仕方がない。





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