私は黎弥くんよりも先に病室へと戻ってまた横になった。
ベットで横になった瞬間.....
そう言ってドアを開けながら病室に入ってきた
そんな会話をしながら、
佐野さんが私の包帯を新しいのに変えてくれる。
あぁ言い忘れてたけど佐野さんは病院の人でよく私に手当てしてくれたり、
今みたいに包帯変えてくれたりお話し相手になってくれたりと、よくしてもらってる人だ。
そう言って私の頭を撫でて
もう少しで地面についてしまうんじゃないかって思うほど大きくて長い白衣をなびかせながら病室を去っていく。
ちょっと口は悪いがちゃんと優しい。
白衣が似合ってて、かなりの心配性。
それが佐野さん
密かにいいなぁって思ったりもしてるのは内緒🤫
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。