ドスくんが居ました
ガシッ
部屋から出ようとすると後ろから腕と口を抑えられる
苦しいので全力で頷く
鼻呼吸すればいい事に気付いた
でもそうすると息がドス君の手にあたってしまう
ええい こうなりゃ命優先じゃ!
バレた。
鼻まで塞がれてしまった
何故来たばかりなのにこんな行動が出来るのだろう?
ドス君は。
そんなことを考えているとドス君が話し出した
首を横に振る.
ドス君のグッズが有るのは、 ランダムグッズで引いてしまったからだし
いつか誰かにあげようとしていた為机の上に置いていた
それがいけなかったのだ
たしかに苦しい。
体弱い癖に何処からこの強い力が出てくるのだろう
意識が薄れゆく
ドスくんには悪いが抵抗する
少し力を入れて暴れるとドス君はよろめいた
その隙に腕から抜け
条野さんに助けを求めようとした時
体から力が抜けその場にへたりこんでしまった
よく考えればそうだ
長い時間息を禁じられたのだから
先程の事もあり 私はドス君を恐がってしまう
腰が抜けてしまって立てない
ひょいっ
その夜は太宰さんが守ってくれた
翌朝











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。