第77話

大行列!茶李井のチョコレート工場(14)
1,287
2022/04/16 14:32
美月ツバサ
美月ツバサ
いたたた…




























































































九尾リュウスケ
九尾リュウスケ
大丈夫かいツバサさん?
美月ツバサ
美月ツバサ
あ、九尾さん……


















吹き飛ばされて膝を押さえているツバサの元に、

九尾が現れた。























九尾リュウスケ
九尾リュウスケ
可哀想に…膝を擦りむいたんだね…。
血まで出ちゃってるよ…















そう言って九尾はポケットの中から

絆創膏を取り出し、ツバサの膝の擦り傷に

その絆創膏を貼る。




























美月ツバサ
美月ツバサ
す……すみません……。
ありがとうございます……!































寺刃ジンペイ
寺刃ジンペイ
ツバサ大丈夫かっ!?
















ジンペイ達がツバサの元に駆け寄ろうとしたら、

今まで隠していた影が姿を現した…。























寺刃ジンペイ
寺刃ジンペイ
キョ、キョンシー!?













現れたのは、5体のキョンシーだった…。






























キョンシー
キョンシー
キョンキョンキョキョーン!
キョンキョキョーン!
玉田マタロウ
玉田マタロウ
これがキョンシー?
寺刃ジンペイ
寺刃ジンペイ
お前らの仕業だったんだな!?

















































茶李井
茶李井
ちょっと待つヨ!














するとそこに、チョコレートファクトリーから

出てくる茶李井の姿が…。





















寺刃ジンペイ
寺刃ジンペイ
なるほど…おっさんアンタは…


















































九尾リュウスケ
九尾リュウスケ
キョンシー使いだったんだね









座り込んでいたツバサの肩を支えながら

ジンペイの目の前に九尾が現れた。















寺刃ジンペイ
寺刃ジンペイ
《俺のセリフ取った上に、
ツバサに馴れ馴れしく触りやがって…》
美月ツバサ
美月ツバサ
あ……あの、九尾さん……///
私はもう大丈夫なので離して下さい……///











それでもツバサを離さずに話を続ける九尾。























九尾リュウスケ
九尾リュウスケ
人間には姿の見えないキョンシーを使い、
占いに書かれた事が本当になるよう
仕向けていたというわけだ
美月ツバサ
美月ツバサ
えぇっ!?

プリ小説オーディオドラマ