第4話

ポルカとの出会い(3)
2,530
2022/04/13 13:54
美月ツバサ
美月ツバサ
〜♪
















それでもツバサは暇さえあれば学校でも

歌の練習をしていた…。




































女子生徒A
女子生徒A
へぇ…ツバサちゃんって歌上手いんだね!
女子生徒B
女子生徒B
その曲何っていうの…?






















ツバサの歌声に惹かれて近寄ってくる子も

そう少なくはなかったのだが…。











































美月ツバサ
美月ツバサ
えっ……あのっ……そのっ……


































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美月ツバサ
美月ツバサ
ごごご……ごめんなさいっ……!








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人見知りな性格が災いして、

話し掛けられるとすぐに逃げてしまっていた…。





















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女子生徒A
女子生徒A
何あれ。感じ悪っ
女子生徒B
女子生徒B
何の曲歌ってるか聞いただけなのにね…






















そんな状態が何度も続き、

酷い虐めは受けていなかったものの、

次第にツバサには誰も寄り付かなくなっていった…。



























美月ツバサ
美月ツバサ
《私……またやっちゃった……。
本当は話し掛けてくれて嬉しかったのに……》




















人見知りな性格が原因で周りと仲良くなれないツバサ。
















どうすればいいかわからず、ツバサは

ひたすら悩み続けていた…。









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あらあら、困りましたわね…。
あの性格じゃアイドルはちょっと…。
歌もダンスも素敵なのに…勿体ないですわ…































































その姿を小さな怨霊が見守っている事は、

この時のツバサは知る由もなかった…。

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