第146話
~YSPクラブ 部室~
というわけで…ぱんぱかぱーん!
遂にツバサのファンクラブが
結成されました~♪
小さなくす玉を割り、ジンペイ達に
ツバサのファンクラブ結成を知らせるフブキ。
おぉっ! やっと出来たんだな?
やったね!
ジンペイ君達も入りたいって言ってたわよね?
あったりまえだ!
会員番号1番は俺がいただくぜ!
残念だけど、会長番号1番は
私がいただきました♪
そう言ってフブキは、会員証を見せる。
そこには【会員番号1番 姫川フブキ】と書かれていた。
いつの間に!?
ずるいぞフブキ!
会員番号4番からならOKよ!
2番と3番は…?
2番は副会長が取ってるのよね。
3番は…ちょっと言えないけど…
副会長…?
はい、あたしが副会長です!
するとそこにやってきたのは、
オレンジ色の髪をしたツインテールの女子だった。
紹介するわ。この子は花園サキちゃん!
ツバサのファンクラブを
結成するって言ったら、
自ら副会長をやりたいって
名乗り出てくれたの!
初めまして! 花園サキです!
元気よく挨拶するサキ。
おう、よろしくなサキ!
よろしく!
あたしもツバサちゃんの大ファンなの!
だから、ようやくファンクラブが出来て
あたしも嬉しくて…!
うんうん、わかるよ!
ツバサさんの歌とダンスは
皆を笑顔にする力があるもんね♪
ファンクラブの会長は
私がやる事になったんだけど、
YSPクラブの活動も放棄は出来ないのよね…
任せてフブキちゃん!
その間はあたしがばっちり
クラブを管理するから!
本当? ありがとうサキちゃん!
…じゃあ、早速初仕事よ!
初仕事…?
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!