第69話

大行列!茶李井のチョコレート工場(6)
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2022/04/16 08:00
玉田マタロウ
玉田マタロウ
待って下さい! 僕達、学園長に頼まれたんです!
これはYSPクラブにしか出来ない
ミッションだって…














去って行こうとする茶李井に

そう告げるマタロウ。















茶李井
茶李井
お前達、YSPクラブなのネ?
美月ツバサ
美月ツバサ
エマさんが欲しがっているんです! だから
1個だけでも売っていただけませんか……?
茶李井
茶李井
言ったでしょ? 今日はもう店じまい。
さ、帰った帰った















そう言って茶李井は去って行こうとする。





















玉田マタロウ
玉田マタロウ
そこを何とか!
姫川フブキ
姫川フブキ
私がお願いしてみるわ!
玉田マタロウ
玉田マタロウ
えっ?
姫川フブキ
姫川フブキ
ツバサ程ではないけど~、
私だって控えめに言って可愛いし~♪
小間サン太夫
小間サン太夫
えっ…?
美月ツバサ
美月ツバサ
はい、フブキさんからのお願いなら、
茶李井さんも断れないはずです!
小間サン太夫
小間サン太夫
えぇ…。
《ツバサさんからのお願いの方が茶李井さんも
聞いてくれそうな気がするけど…》



































姫川フブキ
姫川フブキ
茶李井さ~ん?
















相手を誘惑するような声で話しかけるフブキ。














茶李井
茶李井
ん…?
姫川フブキ
姫川フブキ
あのねぇ~私達にぃ~
フォーチュンビターブラックを~
作ってくれないと~…






















































姫川フブキ
姫川フブキ
泣いちゃうぞ?












そう言ってフブキは茶李井にバズーカを向ける。













茶李井
茶李井
ひぃぃぃぃっ!












恐怖のあまり泣き出す茶李井。














玉田マタロウ
玉田マタロウ
茶李井さんの方が泣いちゃってますよーっ!
美月ツバサ
美月ツバサ
フブキさん落ち着いてっ……















そう言ってツバサは、後ろから抱きつくように

フブキを取り押さえる。

















美月ツバサ
美月ツバサ
茶李井さんお願いしますっ!
私達、どうしても貴方の作ったチョコレートを
食べてみたいんですっ!















フブキから離れ、ペコッと頭を下げるツバサ。





































茶李井
茶李井
…! まあ、そこまで言うなら…。
少し待っててネ
美月ツバサ
美月ツバサ
ありがとうございますっ!












































寺刃ジンペイ
寺刃ジンペイ
やっぱりツバサの方が効果あったな?
姫川フブキ
姫川フブキ
ジンペイく~ん? 何か言った?
玉田マタロウ
玉田マタロウ
だから落ち着いてよフブキさん…。
《まあ、僕もそう思ったけど…》
小間サン太夫
小間サン太夫
《最初からツバサさんにお願いしてもらえば
良かったんだね…》

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