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第40話

遺書
506
2018/04/11 09:50
21時を少し過ぎた頃に再び俺の電話が鳴った
俺は慌てて携帯を取り出す
『着信 佐野悠哉』
沖田蒼真
ゆ、悠哉…!
スグに電話に出た。
沖田蒼真
悠哉!友莉乃はどうした!?
佐野悠哉
『蒼真…』
その声は暗かった…
沖田蒼真
ど、どうしたんだよ…
佐野悠哉
『友莉乃が自殺した…』
沖田蒼真
え…嘘だろ…?
佐野悠哉
『本当だ…友莉乃、メール見た後走って消えて今までずっと探していたんだけどよ……』
悠哉の声が段々鼻声になっていくのが分かる
佐野悠哉
『近くの崖に携帯が置いてあって中を見たら遺書みたいな文があった…』
沖田蒼真
そんなこと……そんなの酷すぎるだろ!?
佐野悠哉
『ああ…遺書は今から転送で蒼真に送るからな…』
沖田蒼真
………。
佐野悠哉
『それじゃ、切るぞ…』
最後は鼻をすする音が聞こえ電話が切れる
ピロンッ♪
沖田蒼真
きた…
俺は震える手を…指を動かし受信ボックスにきたメールを開いた。
「蒼真へ

このメモを蒼真が読む頃には私は海の底にいることだと思います。こんな勝手な私を許してね。多分、蒼真はこんなことを望んでいないと思うんだ。だけど、私は蒼真に生き残って欲しい。その思いから私はこんな行動に移りました。私は何処に行くのかな?やっぱ、少し死んじゃうのは怖い。けど、私は待ってるから。いつかは人間みんな死んじゃうからさ、その時になったらまた私に会いに来てくれたら嬉しいかなぁ。舞ちゃんに会って分かった。あの子ならきっとDEATH GAMEを終わらせることが出来るんじゃないかな?私が「頑張って!」って言ってたって言っといてあげて。それじゃあ、またいつか巡り会える日がきたらね。

今までありがとう、大好きだよ。

霜村友莉乃」
沖田蒼真
友、莉乃…!!
俺の目からは涙が沢山溢れていた。
神崎舞
友莉乃ちゃん死んじゃったの?
沖田蒼真
あ、ああ…っ……友莉乃がお前にDEATH GAME終わらせるの頑張ってって…
神崎舞
!………ありがとう…
沖田蒼真
おうっ…
神崎は友莉乃の伝言を聞くと少し真剣な表情に変わり俺から離れていく。
沖田蒼真
ほんと、頼んだぞ…っ…
俺は暫く泣き続け、あとは日付が変わるまでただただぼーっとしていた。