作者でーす。
最近作者の手にあるものがやってきたので、
もしかしたら更新頻度あがるかもです。
やったね←
てなわけで作者も頑張るので
あなたさんも応援宜しくです*ˊᵕˋ*
ではでは本編すたーと↓____
部屋を出るとそこには
軽く軽自動車が通れるぐらいの広い廊下。
そこにたくさんの木製扉が並んでいた。
まさに金持ちな家。
私は片っ端からドアを開け、
大きな声で叫ぶ。
それを永遠に繰り返していた。
____
部屋から出て約一時間くらい…?
いくつもの扉を開けたのに、
何も見つからない。
誰もいない。
ここまで大変だとは…
あと少し、あと少しだけ歩いたら、
部屋に戻ろう思っていたその時。
先程まで片開き扉だったのが、
大きな両開き扉に変わる。
「ここで最後にしよう。」
そう思った私は、ドアノブに手をかける。
けど…
そのドアはとても重たく、
私ごときが軽く開けられるものではなかった。
いくら力一杯押しても、
そのドアが開く様子はない。
まるで私を部屋に入れるのを拒むみたいに_
最後の一息と、全体重をかけて押す。
すると
ギギ...ギ...
ドアはとても古臭い音を立てながら開き始めた
____
ドアが閉まらないように自分の靴を挟んで、
部屋に足を踏み入れる。
真っ暗な部屋の奥に、
ライトで照らされた机が見えた。
ゆっくりと足を運び、机に近づく。
机には、少し乱雑な字で
"日記"
とだけ書かれたノートが置いてあった。
私は日記を手に取り、
表紙に手を当てた___。
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!