ごくごく普通の日常。
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あなたさんへ
放課後、体育館裏で待っていて下さい。
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「ラブレター。」
いっつもいっつもこればかり。
驚くほどにつまらない日常。
体育館裏到着______
これもよくある。
送ってきた奴が遅刻するのも慣れた。
こういうのもいる。
「言わなくても分かるでしょ?」
みたいなスタンスのやつ。
こういうのは大体、
「自分の気持ちもハッキリ言えない奴は嫌い」
って言って切り捨てるのが定番。
定番のセリフを言いかけた、その時。
ガシッ
いきなり知らない男に肩を掴まれた。
チュッ
キスすると、そのまま男は奴に
いきなりのことで、奴も動揺しているようだ。
そう奴にひらひらと手を振ると、
男は私を校門の外に連れ出してきた。
なんなのこいつ、、!!
典型的すぎて引くぐらいのチャラ男なんだけど!!??
私が手を振りほどこうとすると、、
カリ
その後、私がどうなったのか
記憶はそこまでだった____________
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。