第15話

これが私の素直な気持ち
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2018/07/21 06:28
あなた
あなた
えっと、待ち合わせってここだっけ。
デート当日。待ち合わせに指定された場所に行く。ここ来たことないんだよなぁ。時計を見れば9時30分。待ち合わせに30分も早く来てしまった。どうせ来てないだろーな、と思っていれば
あなた
あなた
あれ、もしかして……
背の高い人に低い人。あの分かりやすいシルエットは絶対そうだ。
あなた
あなた
シルクー、はじ、め……
2人を呼ぼうとすれば、可愛らしい女の子2人がシルクとはじめに絡んでいく。
女子1
お兄さん、私達と遊ぼ?
女子2
筋肉凄いねー!
あなた
あなた
……
私は黙って見てるしかなかった。だって、お似合いなんだもん。私といるよりかずっと。
あなた
あなた
……なんかあほらしい。
俯いて嘲笑する。あの2人はプリンスだ。私がいくら頑張っても、並べる人達じゃない。けど、心は一緒に居たがっている。
あなた
あなた
……あれ?私こんな性格だっけ。
こんな事考えるのは初めての事で。心はモヤモヤする。その光景を見たくない一心でここから離れようと背中を向けた時。
プリンス
プリンス
待って。
聞き慣れた声が聞こえてくると同時に、私の手首が2つの掌に止められる。……なんで?女の子と一緒に居たはずじゃないの?そう言いたくて顔を向けたけど……
はじめん
はじめん
ちゃんと待ってたんだから、
シルク
シルク
早く来いよな。
っていつもみたいに笑う2人に何か不安だった私の心は、安心したのかモヤが晴れる。
あなた
あなた
……私30分前には来たもん。
ホントは今2人に止められて嬉しいのに、相変わらず素直じゃない私の心は意地を張る。だけど。
シルク
シルク
俺達は1時間前には来てたんだけど。
はじめん
はじめん
楽しみすぎてさー。
この2人も相変わらず私に優しいんだ。……この2人がモテるのは顔だけじゃないんだってやっと分かった。この2人にこんな近くに私が居ていいんだろうか。きっと、もっとふさわしい人がいるだろう。だけど、私はこの2人の近くで楽しく過ごしたい。だから、神様どうか許して。
私が2人と一緒に居ることを。
あなた
あなた
そっか。実は私も楽しみだった。
2人に微笑めば、
シルク
シルク
はじめん
はじめん
じょ、冗談キツいよ○○ちゃん。
驚きながらも顔を赤くする。……あぁ、今日も変わらない2人に落ち着く。
あなた
あなた
信じるかは、2人に任せる。
そう言いながら、先に歩けば追いかけてくる2人。
今だけは素直な気持ちをプリンスに。

✄--------------- キ リ ト リ ---------------✄✄--------------- キ リ ト リ ---------------✄
作者(トマト🍅)
作者(トマト🍅)
はい、皆さんこんにちは!真っ赤でプチプチトマト🍅ちゃんです!
プリンス
プリンス
おいおいトマトォ(   ^ω^)
作者(トマト🍅)
作者(トマト🍅)
な、なんでございましょう。(;^ω^)
シルク
シルク
なんでこんな更新遅ぇんだよ!
作者(トマト🍅)
作者(トマト🍅)
え、えっと……テストとか勉強とか、色々アイディアも出なかったし……
はじめん
はじめん
だからって、遅すぎる!夏休み入ったけど!?
作者(トマト🍅)
作者(トマト🍅)
ご、ごめんなさいぃ!!
シルク
シルク
お気に入りも増えてるけど、
はじめん
はじめん
きっと、待ってる人達は呆れてお気に入り外したんじゃない?
作者(トマト🍅)
作者(トマト🍅)
え……
プリンス
プリンス
ほら、言うことは?
作者(トマト🍅)
作者(トマト🍅)
皆さん大変遅くなってすみません!!!待っててくださった方にも大変申し訳ないです……またお気に入りしてくれるように頑張るので、また応援よろしくお願いします!!!
シルク
シルク
なんだ、ちゃんと言えるじゃん。
はじめん
はじめん
てか、ここの話で長くなってる。
作者(トマト🍅)
作者(トマト🍅)
もう終わりましょうか。せーのっ(・ω・)/ アデュー☆
プリンス
プリンス
(・ω・)/ アデュー☆

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