2人で雑談をしていると、

やっとか、





という写真を撮る。

校舎の前に2人並んで






写真を撮る。

いざ撮るとなると、







ちょっと恥ずかしい。

でも、今ある幸せを思いっきり噛みしめて、
溢れるくらいの笑顔で、

小学生の終わりを告げる、













来との別れを告げる、













忘れられない1枚を撮った。

撮った後は、4人のパパ達ママ達でカメラを囲んで、








『やっぱりかっこいいわ～✨』







とか







『可愛いね～！』







とか。







 

3歳児じゃないんだからね。笑

そんなこんなで、学校の門を出る。













1年生の頃の話、部活の話、



楽しい話をしているうちに、

お別れの道。









"もう会えない"




それは言い過ぎなのかもしれないけれど、


















もう会うことはほとんどない。

でも、だからって









来を好きじゃなくなるなんてことは絶対にない。
















いつか絶対、もう一度会って、








もっといい姿でしっかり気持ちを伝えたい。







叶わない願いなのかもしれないけれど、




今来には1つの大切な幸せがある。

来には幸せになってほしいから。









今私ができることは、







2人を応援すること。




1番近くにいられる"友達"になること。

それだけ。

ママ達パパ達はそんな話をしていたけど、








急に来が、

来がこんなこと言うなんて、珍しい。

私のこと、守ってくれるの？









もっと好きになっちゃうじゃんか。

手を振って、
















背中を合わせた。

あーあ。









終わっちゃった。









私の初恋。

幸せにしてくれた、




笑顔にしてくれた。




助けてくれた。












いつか言える日が来るといいけど。













そんな来のことが








今でも、

    








この先も、










ずっとずっと、



























大好きです__________。 

第一章      end