数時間後
蒼世はあなた達の居る茶屋に歩いてくる
あなた)!、隊長...
あなたは蒼世の姿を見た後驚いた顔をするがすぐに嬉しそうな顔をする
ゆう)あら、彼氏さん登場ね
ゆうはくすくすとからかうように笑う
その言葉にあなたはカアと赤くなり
あなた)ち、違うから!///
ゆう)はいはい、蒼世はモテるね〜
蒼世)...
蒼世はなにも言わずにゆうを睨んでいて
あなた)(ああ...隊長の機嫌が悪いほうに...)
あなたと蒼世はゆうが満足するまでからかわれたんだとか
----夕方、日は沈みかけ空が茜色に染まる。あなたと蒼世は歩いて犲へと戻っていくと妃子さんが出迎えてくれる
妃子)あら、おかえり。遅かったわね
あなた)えっと...友達にからかわれまして...
あなたは苦笑いしながら素直に伝えると妃子は”ああ...”と納得したように蒼世を見る
蒼世)なんだ?
妃子)いえ?ちょっとあなたの気持ちわかるなって思っただけよ
妃子はくすくすと笑いながら言うと書類を持って歩いていく
妃子)私はこの書類持って行くわね
蒼世は妃子に頼むと一言伝えるとそのまま道場へと行ってしまった
あなた)(隊長が道場に...あとで水でも持って行こう...)
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。