第3話

Chapter 2
526
2021/09/28 12:54
あなた
あなた
…はぁぁぁあ…
結局なのかは見つからないし、先輩にはぶつかるし…
また教室に戻って私は死んだように寝たふりをしていた
なのか
なのか
あ、いたいた!あなた、はいっ!
チュロスあげる!
疲れてる時には甘いものが1番だよ~
あなた
あなた
あ、ありがと…!
なのか
なのか
あなた、元気ないけど何かあった?大丈夫、?
あなた
あなた
うん…部活…入ろうと思うんだけど…なかなか入れなくて…
私は高校では必ず部活に入りたかった。仲間と一緒に何かすることは、苦手だけど嫌いじゃない。
でも、この性分のせいで入れてない。
なのか
なのか
今日、早帰りだし、パンケーキ奢るからさ、私に話していーよ
あなた
あなた
え、いいの…?ありがとう〜!!
やはり友達と話すことは、気分が晴れる。


その時、肩をつつかれた。
モブA
モブA
あの、2年生が呼んでますけど
あなた
あなた
え、ええっ…
そこにいるのはつい先ほどぶつかった2年生だった。

許してもらえなかったのかもしれない…焦ってて相手の話をあまり聞いていない私はおずおずと近づいた。
宮 侑
宮 侑
お、いたいた
ちょっと…ええかな…
あなた
あなた
え、ぁ、はい…
宮 侑
宮 侑
あんた、部活入っとる?
あなた
あなた
い、いえ、入って…ないです
バカにされたりするのかな?という被害妄想が駆け巡る
宮 侑
宮 侑
お、ならええわ!
宮 侑
宮 侑
あんた!男子バレー部のマネージャーならへん!?
あなた
あなた
えっ…
宮 侑
宮 侑
マネージャー0人で困ってんねん!
部員は美人がいい言うとるし…
あんた、美人やし入らん!??
彼の口から出た言葉は意外だった。
私は、その場の衝動で言葉を発した
あなた
あなた
ぜ、ぜひっ!
宮 侑
宮 侑
ほんま!!?

じゃ、今日の放課後体験な、
名前なんて言うん?
あなた
あなた
あなた…!です!
宮 侑
宮 侑
あなたちゃんな!
放課後迎え行くわ!
そう言って彼は去って行った…
なのか
なのか
え、なになに!?なにあのイケメン!?
だれ!?
なのかが近寄ってくる。
あなた
あなた
…なのか、今日の放課後、やっぱり、空いてないや
なのか
なのか
あなた
あなた
私、部活、入るかもしれへん!!
なのか
なのか
ん?よく分からないけど、頑張れあなた!!
高揚と不安が入り混じる気持ちを持ったまま、終業のチャイムが鳴った…





ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

作者でーす

楽しみにしてくれてる方ありがとうございます。感謝…。。。。


次回未定ですが、楽しんでいただれば幸いです

プリ小説オーディオドラマ