もう絶望だ。
この人たち狂ってる
会って2日でこんなの、、ひどすぎ
あー次は、砂まみれになるんだろうな
その時
バンッ
ドアが開いて、紫耀くんが立っている。
え、なんで、、
紫耀くんが、しゃがみ込んで震えてる私に近づいてきた。
そう言って、私をお姫様抱っこ…!
紫耀くんが優しい笑顔でそう言ってくれて、思わず固まった。
気高く笑う先輩
なんかもうさ、狂いすぎて呆れしかない。
すると紫耀くん、ため息ついて
紫耀くんはスマホを開いて、先輩に画面を見せつけた。
先輩は部屋から出て行った。
心も体もズタボロだけど、
紫耀くんがいてくれて安心しちゃったみたい。
私は紫耀くんの腕の中で目を閉じた。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。