第64話

____向日葵みたいに笑う君の。。
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2020/08/16 04:00
~あなたside~




駅まで全速力ノンストップで走った。

















今日はくもりで、、ほんのり涼しい風が












私の心にスーっと流れ込んできた。。















だから













恐怖も疑問も優しさも温かさも全部捨てて、、



















駆け抜ける私にぶつかる涼風へ















________また私に世間の冷たさを













思い出させてくれるようにと願うんだ_____。






















~月島side~







“楽しみだ”なんて僕らしくない。







でもどこかあなたと一緒に行けて嬉しいと思っている自分が居る。





このケーキ屋には行く予定だったけど、

実際に“あなたと行きたい”と思ったから誘った。





お礼を口実に。
















はぁ、なんだろうか。








この感じ。











今まで感じたことのない。













この前お兄ちゃんが帰ってきて僕の顔を見たとき、
恋した?なんて聞いてきた、、。











僕は「何それ、意味分かんない。」とだけ言った。











人はそんなに変わるだろうか。









恋をするだけで・・・。。










でも、、僕は恋してないのに。(((してまs((殴蹴













だって











あんなにずっと楽しそうでうるさくて明るくて













なによりいっつも笑顔・・・・・・で、
















誰とでも仲良く出来る。













そんな人、僕とは真反対だし苦手なタイプなはず。













なのに話していると何故か














あれ、コイツあなたのどこが苦手なんだっけ、













ってなってしまう。















でも、改めて考えてみたら少し怖い。









僕は元々自分で話すのとかは嫌いだ。










だからといって相手の話を聞くのも好きじゃない。










でも、あなたと居ると









話を聞いてほしい、話したいって思う。









そしてあなたの話ももっと聞きたいってなる。











あなたの話はとても面白くて飽きない。










自分もいつの間にか話してしまうことが多くて、、










ふと考えると怖いなと思うんだ。














そしてあなたが合宿で音駒に行った時、












らしくないことに



寂しい、行かないでほしかった、と思った。












不思議だ、コイツと居ると知らなかった色んな

感情を突きつけられる気がする。











そしてあろうことか、

僕の好きな・・・・・ものをあなたと共有・・したい

と思ったのだ。



















そして今僕は張り切っているのか待ち合わせの30分前に来てしまった。










まぁ、まだ来ないよね。








とか思っていると











🏃タタタタタタタタタタタタタタタタ🏃








軽やかな音と共にものすごい勢いで何かが近づいて来た。







あなた「ハァハァ あれ?ハァハァまだ、ハァ早いよね?ハァハァん?ハァハァ蛍早くない!?!?ハァハァ」






どうやらものすごい勢いで来た本人の登場だ。




スゴい息切れてるんだケド。。






あなた「ハァハァえ、、早いハァよね??」






大丈夫、君も十分早いから←





月島「君もネ?とゆうかなんで走ってきたの?時間全然余裕でショ。足くじいてもしらないよ?」





あなた「ウッ く、くじいてないもん!」





月島「いや、なんで走るわけ……」





あなた「……ッッな、何となく?笑笑」ニコッ






あぁ、やめてほしい。








笑わないでくれ。








いつかその笑顔を一人占めしたいと思っちゃうでショ。。









月島「ねぇ、ほんと大丈夫?」





あなた「ん?ハァちょっと、ハァハァ走りすぎたかな~」ニコッ















でも、、その笑顔は何故かずっと見たいと思うわけではなくて、、







少し苦しそうに見えるのは






きっと走りすぎて疲れているからだよネ?
















































_______なんて、さ。














なんで僕は気づかなかったんだろうネ。













この時は、“少し苦しそう”って思ったはずなのに。














どうして自分の中で濁してしまったのだろうか。











あの時の菅原さんのあの言葉も、


山口と菅原さんのあの顔も、


極たまに感じるあなたの違和感も、













全て濁さずにもっと重要視してれば
















あぁならずには













すんだはずなのだから__________。












































あぁまただ。







の底から何かが叫んでいるような、










そんな感じがする。










あの頃合宿中同じだ。。









菅原さんと山口が何かを訴えてるような。




















そしてその奥にはあなた本人の








密かに・・・悲しい切ない声が聞こえる気がして。



























遥か遠くの西の空はやっぱりどんよりと曇っていた。




















僕があの向日葵みたいに笑う君の秘密苦しみを知るのは













__________まだまだ先のようだ。

























✰⋆。:゚・*☽:゚・⋆。✰⋆。:゚・*☽:゚・⋆。✰⋆。::゚・⋆。✰⋆。:゚・*☽



こういう月島くん3回目ですね!!(((13話と37話より。



忘れてなかったよね?(((圧(((殴蹴殴



結ッッッ構!後になりますが月島くんやらかします。はい。そしてめっちゃ後悔します。(((ネタバレにならないように注意しよう。🤫←←



あ、でもちゃんと解決するので心配しないでください🙃





ではでは!!!



見てくれてありがとうございます✧*。٩(ˊᗜˋ*)و✧*。



❤️と☆つけてね!!



次回も見ていただけると嬉しいです(o・・o)/~バイバーイ



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