ジェイド
おや、監督生さんじゃないですか。そんなところでどうかしたんですか?
あなた
!…ジェイド先輩。
ジェイド
そんなくらい顔をして、何かありました?
ジェイド
悩み事ならアズールに相談するのが最善手だと思いますよ。
あなた
……そうですね。でも、これは先輩に聞いてもらってもいいですか?
ジェイド
おや、どうしてです?
あなた
…ふふ。先輩、こっちに来てくださいよ。お互いに大変でしょう?
ジェイド
では、遠慮なく。失礼しますそれで、どうして僕なんです?
あなた
…そうですね。先輩だから、じゃだめですか?
ジェイド
ふふ。いいですよ。
あなた
なら、少しだけ。先輩は私がこのまま飛び降りたら、どうしますか?
ジェイド
そうですね…1度、人間を食べてみたいと思ってたんです。ニコ
あなた
え、まさか…
ジェイド
いただきます
あなた
え、ちょ、それ、本気じゃないですよね?
ジェイド
……ええ、本気かと言われれば違うとも言えますね。
あなた
えーと、つまり?
ジェイド
あまり本気ではないということです。
あなた
ふふ。そうですか。じゃあ、先輩
スッ
ジェイド
監督生さん?なぜ、立つんです?危ないですよ
あなた
ニコ
--サヨウナラ--
ジェイド
は、監督生さん?監督生さん!!
あなた
“先輩、好きでした”
“ ”は、口パク
ジェイド
!?ハ ハ、ハ……夢?どうして…
フロイド
ん〜ジェイド?朝っぱらからどしたの〜?
ジェイド
フロイド…起こしてしまいましたか。
フロイド
んーん、ヘーキ。ジェイドこそだいじょーぶ?
ジェイド
…ええ、まあ
フロイド
ふ〜ん。なんかあったら、ちゃんと教えてよ。
ジェイド
えぇ。もちろんです。(それにしても、どうしてあんな…)
フロイド
あ、ねえ、今日オレらオフでしょ?
ジェイド
えぇ、そうですね。なので今日は山へ行こうかと思っていたのですがなにか?
フロイド
今日、新しいの買おうと思ってたから、付き合ってもらおーって思ったんだけど…
ジェイド
そうですか。……どうしましょうか。
ジェイド
あなたがそう言うということは限定だったりするのでしょう?
フロイド
さっすが~♪よく分かってんじゃん!で、ジェイドの方はどうなの?
ジェイド
今日はプライベートで行くつもりでしたので、付き合っても何も問題もありませんよ。
フロイド
マジ!?じゃじゃ、今日は付き合ってくれる?
ジェイド
もちろん。今日はあなたにお付き合いしますよ。
フロイド
やったー!
ーねえ、置いていかないでー
ー ーは、テレパシー的なの
ジェイド
え?
フロイド
ジェイドー?どうかした?はやくいこー
ジェイド
え、ええ。
ー先輩、聞こえてるんでしょう?ー
ジェイド
フロイド、何か聞こえませんか?
フロイド
ん?なんも聞こえないけど
ジェイド
…そうですか。ひとまず、出かける準備をしましょうか。
フロイド
は~い
ー先輩、こっちですよ。早く、ね?ー
ジェイド
(やっぱり聞こえますね。幻聴なんかじゃなく、はっきりと)フロイド、早く行きましょう。
フロイド
ん、うん
~街~
ー先輩、無視ですか?ー
ジェイド
!?(先程まで、消えていたのに…)
フロイド
ジェイド?急に止まってどしたの?
ジェイド
いえ、なんでもありませんよ。
フロイド
……そう?(ぜってーなんかあんじゃん。朝から様子変だし)とりあえず、今日の店もうちょいで着くから
ジェイド
ええ。?その割に人通りは少ないですね
フロイド
ああ。今から行くの、結構マイナーなブランドだから。知ってる人は知ってるみたいな
ジェイド
なるほど
フロイド
ジェイドも気にいると思うよ
ジェイド
ふふ。楽しみですね。
フロイド
んじゃ行こっか。
ー______ー
ジェイド
え?
ー私と彼、どっちがいいんですか?ー
ジェイド
……(賭けですが、やってみましょうか)
ジェイド
ー貴方は誰です?ー
ー私?貴方のよく知る人ですよ。ー
ジェイド
(おや、成功しましたね。少し、話してみましょうか。)
ジェイド
ー貴方がですか?身に覚えがないんですがー
ーええ、そう。何を思ってそう考えたかは知りませんが、少なくとも、私はよく知っていますよ。ー
ジェイド
ーほう。何故、身も知らぬあなたが僕のことを知っているのです?ー
ーふふ。何を言い出すのかと思えば、そんなことですかー
ジェイド
ーそんなことって。僕にとっては重要ですよ。ー
ーふふ。すみません。なら少し、私のことでヒントを差し上げます。私と貴方は1年半ほど一緒にいるのですよー
ジェイド
ーいきなり何をー
ーあなたの望むものへの道ですよー
ジェイド
ー道…ですか。どこかでお会いしたと?ー
ーええ。もちろん。あなたの学校にー
ジェイド
ーほう。そう来ましたか。1度姿を見せて頂いても?ー
ーいいですよ。それで貴方の疑惑が晴れるのならー
ジェイド
ーありがとうございます。ー
ーでは、こちらに来ていただいきますね。私はそちらに行けませんからー
ジェイド
ー……分かりました。ー
ーふふ。ではー
~???~
ジェイド
ん、んー ここは…どこでしょう?(真っ暗ですね。何も見えない訳では無いのに、何も無い…のでしょうか。少し歩いてみますか)
???
ふふ。いらっしゃい“私の世界へ”
ジェイド
え?
???
ふふ。そろそろ見えているでしょう?
ジェイド
あなた、監督生…さん?
あなた?
ええそうですよ。あなたを呼んだのも私です。先輩
ジェイド
…ですが、あなたは元の世界へ帰ったはずじゃ…
あなた?
おや、あなたが帰して下さらなかったでしょう?あんなことまで言って
ジェイド
あんなこと?(……まさか)そんなことをするはずがないでしょう?
あなた?
私のことが好きだからですか?
ジェイド
何をおっしゃるんです。あなたが望んでいたからでしょう
あなた?
いい加減、素直になればよろしいのに
ジェイド
僕が嘘をついているとでも?
あなた?
ええ。自分でもよくおわかりでしょう?
ジェイド
……あなたが仮に監督生さんだとしましょう。
あなた?
意地でも曲げないおつもり?
ジェイド
悪いですか?その場合、なぜテレパシーが使えるのです?貴方は魔力を持たないでしょう?
あなた?
ええ確かに、“この世界では”そうですね。
ジェイド
この世界では?
あなた?
ええ。この世界の魔力と、私の魔力は少し違いがありますから。
あなた?
恐らくそのせいで闇の鏡に感知されなかったのでしょう。
ジェイド
そういうことでしたか。
あなた?
ええ
ージェイド~。……………ー
あなた?
ふふ。そろそろ戻らないとですね。また来てください。
あなた?
いつでも待ってますから。では
ジェイド
え?監督生さん!待って!
~Leech's room~
ジェイド
はっ!
フロイド
ジェイド!大丈夫?
ジェイド
え、えぇ。ここは……僕たちの部屋…ですか?
フロイド
そうだよ!ジェイド、店の前でいきなり倒れたんだよ!びっくりしたんだからね!
ジェイド
……フロイド
フロイド
ん、なあに?
ジェイド
靴は買えました?
フロイド
何言ってんの?ジェイド倒れたってのに、ノンキに靴買ってる場合じゃないじゃん!!
ジェイド
ですが…
フロイド
ジェイド!
ジェイド
…すみません。フロイド少しの間、1人にしてくださいますか?
フロイド
わかった。何かあったら呼んでよ?
ジェイド
ええ。
バタン
ジェイド
さて、監督生さん。全て思い出しましたよ。ふふ。確かにあなたの言う通りですね。
ジェイド
ですが、それが分かったのなら、僕は貴女の元へと向かいます。
ジェイド
監督生さん、ごめんなさい。
ジェイド
そしてフロイド
--サヨウナラ--
裏の主人
終わり!!
ライト
え、これお前ジェイドどうなった?
裏の主人
ん?想像におまかせします!!
ライト
まじか
裏の主人
それでは
2人
ばいちゃ♪/ばいちゃ
.
裏の主人
そして、これをHappyENDととるかBADENDととるかはあなた次第
アズール
~~~。
???
~~~♪
アズール
~~~。
???
~~~♪
裏の主人
ふふ。では、またいつか会える日まで
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