「あなた!!大変申し訳ないんですけど課題見せて!!!」
そう言って顔の前で両手を合わせてお願いしてくるスニョン
昨日課題するのを忘れてたらしい
「もうまた?これで何回目よ」
「本当にごめん!!!」
「…アイス」
「喜んで!!!!」
自分の課題をスニョンに渡すと
神様、仏様、あなた様〜
なんて笑いながら受け取るから
軽く腕を叩く
.
無事に課題を出し終えて帰る準備をする
そしてスニョンとアイス屋さんに向かう
「いやぁまじで助かった〜!あ、そのアイス美味しい?」
「うん美味しいよ、これ好き」
「俺もあなたが好き!」
ん?
話が噛み合ってないけど
本人はニコニコして嬉しそうだし
「わたしもスニョンの事好きだよ」
「知ってる!」
たまにはこんな日もありかな
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!