第4話

第2話 2000 目覚めるクウガ
125
2022/09/12 16:16
クウガドライバーを腰に付けたユッピーは、赤のボタンを押してポーズを構えて、
「変身!!!」
そう言った、ユッピーは、ベルトの横にあるボタンを押して、周りに赤色のアーマーが現れてユッピーに装着した。そして、アーマーを装着した、ユッピーの目が赤になった。ユウキに親指を立てて男に歩み寄っていく。
「なんだよその姿、そんなんで俺に勝てるわけがないだろ。」
男が剣を振りかざしユッピーを切り付けた。しかし、剣は、ユッピーの肩に当たってるだけで、切りつけられなかった。
「なんだよコイツ切れねじゃんしかも硬ぇ」
「なんだその攻撃は、ダメージを受けてないぞ。攻撃とは、こうゆう事だよ!」
ユッピーは、肩に当たってる剣を蹴り飛ばし、男にパンチやキックのラッシュをした。だが、その攻撃を止めるヤツが現れた。それは、同じ男の仲間が邪魔してきたからだ。
3対1のユッピーが劣勢の中、ブーイングの嵐が起きた。
「こんな事があろうとあらかじめこいつらにも参加させて正解だったよ。」
「数が増えてもお前は、俺に負ける。後悔するなよ。」
ユッピーは、クウガドライバーの緑色のボタンを押して、横のボタンを押した。すると、赤のアーマーが緑のアーマーに変わり、目の色が緑に変わった。そして、ベルトから弓が出てきた。
「なんだその姿、色が変わっただけじゃないか。」
「ペガサスフォーム、弓得意とするフォームだ。さっきのフォームは、マイティフォームだ。まぁ知ったてどうせ負けんだから意味ないだろう。」
男達が火の玉を放った瞬間、ユッピーは、弓を構えて矢を放った。放った矢速さを増して、火の玉を吹き飛ばし男達に命中した。矢が命中した男達に竜巻が起こり空に飛ばされた。
「うわぁぁぁ!なんだよこれ。」
「やべぇ、俺達の体力ゲージが半分まで削られたよ。」
「お前ら、地上に降りてあいつを捕まえておけ!」
1人は、羽を出して何とかバランスを保ったが他の2人は、そのまま地上に向かって落っこちていた。地上にいるユッピーは、今度は、青のボタンを押した。すると、緑のアーマーが青のアーマーに変わり、目の色が青に変わった。そして、ベルトから槍が出てきて、落っこちてきた、2人の男を貫いた。2人の体力ゲージが0になった。会場からは、大声援が上がった。
「てめぇ、まさかだけど、チーターじゃねえよな?」
「ズルして勝つお前達とは、違う。」
「調子に乗ってるのは、今のうちだぞ。」
「後、お前の仲間をこのドラゴンフォームで貫いてやったぜ。」
男は、羽をひろげて空高く飛び空中から無数の火の玉を乱射した。ユッピーは、空から火の玉が降ってくる中、ユッピーは、紫のボタンを押した。すると、青のアーマーが紫のアーマーに変わり、目の色が紫に変わった。そして、ベルトから剣が現れた。火の玉が降ってくるのを剣で弾き続けた。男は、タイミングを良くユッピーが火の玉を剣で弾いた瞬間、ユッピー目掛けて急降下した。そして、ユッピーの目の前に男が現れたのを見て、ユッピーは、後ろに下がり男を剣で切り飛ばした。
「なんだよこれ!てめぇ、絶対にチーターだな。あの攻撃をかわし、しかも、カウンターをしやがって。」
「このタイタンフォームは、剣を得意だからな。お前の速さは、90㌔のボールと同じ速さだからな。」
「巫山戯んな、お前ごときの初心者野郎が上級者プレイヤーの俺に勝っては、ならないんだよ!」
「バカバカしい、こんな奴と付き合う場合じゃないな。」
ユッピーが赤のアーマーに変わり、体を低くして両手をひろげて足から炎が出てきた。立ち上がった男に向かって走って行き、左足を伸ばし、右足を曲げて低くジャンプしてそのまま男に直撃した。ユッピーのキックを喰らった男は、デュエルフィールドの範囲の壁に当たりそのまま地面に倒れた。キックを決めた後、観客の声援が盛り上がり空中に【WIN YUPPI】とデカく表示されていた。そして、ユッピーにいち早く抱き着いたユウキは、ぴょんぴょんと跳ねて喜んでいた。
「ユッピー!さっきのキックは、なんなの?教えて教えて!」
「さっきのキックは、マイティキックて言うんだ。ここぞと決める時に発動する技なんだ。」
「キックを決める時のユッピーかっこよかったよ!僕、ユッピーに惚れちゃたな。」
そんな、話をしているとさっきの男達が来た。
「この戦いは、ノーカンだ!こんなセコい勝ち方をした、こいつらを、今から運営に報告します。」
「待ちなさい!」
男が運営に報告しようとすると、観客の後ろから2人の女性が歩いて来て、男の目の前に止まった。
「おやおや、サクヤさんとアリシャさんじゃないですか。」
「君、往生際が悪よ。しかも、負けた癖に。」
「貴様こそ、あんな汚い手を使って勝とうとして、更に負けた。挙句の果てには、勝てなかった腹いせに運営に報告する。そんな、クズがシルフにいるとは、シルフの名が汚れてしまう。よって、お前達3人をレネゲードさせてもらう!」
「巫山戯んな!こんな初期装備の奴が俺に勝てるはずが無い!チートか何か不正を行ったに違いない。」
「ますます、呆れてきた彼は、自分の力で貴様に勝ったただそれだけだ。」
「何だと?だったら今から俺が上だと見せてやるよ!」
男がユッピーに殴り掛かろうとした瞬間、男は、消えた。そして、男と一緒にいた男達も消えていた。
「安心しろさっきの奴らは、追放した。それより、さっきの戦い凄かったぞ!君みたいな新人シルフがいるなんて。申し遅れた、私は、シルフ領主のサクヤだ。」
「私は、ケットシー領主のアリシャ・ルーだよ。アリシャでいいよ。それよりもキミィ〜さっきの戦い見てたけど色んなのに変わってたねぇもし良かったら、今夜私と一緒に朝まで語らない?」
ユッピーを色仕掛けをするアリシャを見たユウキは、急いでユッピーとアリシャの前に止まった。
「だだだダメだよ!ユッピーは、ぼぼ僕の何だから!」
「じゃあさぁ〜、君のだとゆう証拠は、あるのかにゃ〜?」
それを聞いたユウキは、ユッピーの方に体の向きを変えて両手でユッピーを掴み、唇に触れた。周りからは、色々な声があがった。
「ちょっユウキ、お前人前でいきなりキスすんなよ。」
「アリシャさん!ユッピーは、僕のです。証拠は、いまさっきしました!」
2人は、顔を赤くしながら下を向いた。
「にゃははごめんごめん悪気は無かったよ。」
「ルー、からかうんじゃない。すまないユッピー君」
「大丈夫ですよ、サクヤさんでもこの世界には、色々な人がいるんだと改めて思います。」
「面白い事を言うね君は、そうだ近々このシルフとケットシー領の混合大会があるんだが出場してみないか?」
「本当ですか!出場します!」
「分かった、手続きは、こちらで済ましておく、大会の日は、1月6日だ。」
「やべぇじゃん!あと少しで始まるぼさっとしてる場合じゃないかユウキ装備を整えて行くぞ!」
「分かった、ユッピー行こ!」
2人は、シルフの街を走って行った。
To Be Continued
次回 第3話 2018 時の魔王

プリ小説オーディオドラマ