第15話

第13話 2009 Sの狙撃/冥界の女神
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2020/04/16 17:36
ユッピーは、準決勝の準備を終え広場の真ん中に立っていた。そこに、水色の髪の毛のケットシーの女の子が来た。
「貴方がユッピー君かぁ。まるで、ブラックホースいや、ブラックホールみたいだね。」
「シノンさん、ブラックホールなんてそんなもんじゃ」
すると、頭の中に赤いアーマーを着た仮面ライダーが両手を空に広げ、巨大な黒い渦が高層ビルの屋上に出現し吸い込み始めそして、赤いアーマーを着た仮面ライダーに体を貫かれたシーンが流れた。頭を抑えながらジオウに変身した。
「頭を抑えちゃって大丈夫?」
「大丈夫ですよ。」
空中に
[BattleSTART]
と表示された途端、シノンは、距離を置き弓で打ち始めた。ユッピーは、矢を交わしながらシノンとの距離を縮めるが更に距離をとられ魔法がかけられた矢に当たった。すると、畳み掛けるように次々と矢がユッピーに刺さり体力がほんのわずかになっていた。ユッピーは、緑と紫のライドウォッチを取り出した。
〘ダブル〙
そして、ジクウドライバーの左に装着してベルトを回転させた。
〘ライダータイム仮面ライダージオウアーマータイムサイクロン!ジョーカー!ダブル!〙
右肩にサイクロンメモリ、左肩にジョーカーメモリを装着し左目にダブ右目にルとピンクの文字がうつされていた。ユッピーは、空中に上がり風を起こし飛んでくる矢を弾き飛ばした。シノンは、流れる風を読んでユッピーに向けて矢を放つがユッピーは、それを交わしてシノンの周りに風を起こして空に上げた。ユッピーは、地上に降りてライドウォッチのボタン押して、
〘フィニッシュタイムダブル〙
ベルトを回転させた。
〘マキシマムタイムブレーク〙
肩についていたメモリが人型に変形してWの文字で空中にいるシノンにキックをいれた。
空中に
[YUPPI WIN]
と表示された。ユッピーは、急いで控え室に戻りロッカーを殴った。
「何なんだよさっきのまるで未来の俺の姿みたいじゃねぇかよ。」
ユッピーは、その場に座り込みマゼンダのライドウォッチを握り締めていた。
To Be Continued
次回 第14話 2009 破壊者の決勝戦

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