第32話

第29話 激凍零度
56
2020/06/11 10:10
優飛が階段を駆け上がるとそこには、直葉、シリカ、リズがいた。
「ユッピー君さっき明日奈さんを倒したの?」
「悪い人ですねぇ。」
「エボルト様の計画は、邪魔させないよ。」
すると、どこからかエボルトの声が聞こえた。
「第3の試練は、3人のロストスマッシュを倒す事だ!」
3人は、キャッスル・スタッグ・オウルロストフルボトルを取り出した。そして、ボトルを振り直葉は、キャッスルロストボトルを首にさし、シリカは、オウルロストボトルを手のひらにさし、リズは、スタッグロストボトルを胸にさした。3人は、ロストスマッシュに変身をした。優飛は、スクラッシュドライバーを腰に装着した。そして、ロボットゼリーボトルをベルトに装着して、レバーを下げた。
〘ロボットゼリー!潰れる!流れる!溢れ出る!ロボットイングリス!ブラァ!〙
ツインブレイカーを両手に装着して、3人に攻撃した。
「おら!」
グリスは、オウルロストスマッシュに攻撃したが、避けられスタッグロストスマッシュの攻撃を受け、キャッスルロストスマッシュのエネルギー弾がベルトに直撃した。すると、ベルトから火花が飛び散り始めた。
「ヤバイ!スクラッシュドライバーが壊れ始めた!」
「ベルトより戦いに集中しなさい!」
スタッグロストスマッシュの斬撃が連続でくらい、オウルロストスマッシュの急降下の体当たりが直撃した。
「トドメをさすよ!」
「リズさん、リーファさん抑えてください!」
スタッグロストスマッシュとキャッスルロストスマッシュは、グリスの腕を抑えた。そして、オウルロストスマッシュは、飛び上がりグリスに体当たりをくらわせた。
「ぐはっ!」
グリスは、スタッグロストスマッシュとキャッスルロストスマッシュを投げ飛ばし、ベルトのレバーを下げた。
〘スクラップフィニッシュ!〙
飛んできた、オウルロストスマッシュにキックをしたが避けられスタッグロストスマッシュの斬撃とキャッスルロストスマッシュのエネルギー弾をくらった。そして、スクラッシュドライバーの限界で変身が解除されたのと同時に壊れた。
「あれれ?ベルトが壊れちゃったねぇ〜。」
「さっさとあきらめてくれない?」
「ハァハァ俺は、あきらめない。この身がボロボロになっても、皆の未来は、俺が切り開く!」
優飛は、クローズマグマナックルと似た、水色のナックルを取り出し、ボトルをさした。
〘ボトルキーン!〙
「いくぜ!」
そして、ナックルの真ん中にあるボタンを押して、3人に向かって走って行った。
〘グレイシャルナックル!カチカチカチカチカチーン!〙
「おりゃ!」
キャッスルロストスマッシュ、スタッグロストスマッシュ、オウルロストスマッシュを殴り飛ばし、ビルドドライバーを腰に装着した。グリスブリザードナックルを変形させて、ベルトに装着した。
〘グリスブリザード!〙
そして、ベルトのレバーを回した。
『Are you ready?』 
「できてるよ。」
〘激凍心火!グリスブリザード!ガキガキガキガキガッキーン!〙
「心火を燃やして、ぶっ潰す!!!」
グリスブリザードに変身した優飛は、オウルロストスマッシュを殴り飛ばした。ベルトのレバーを1回転回した。
〘シングルアイス!グレイシャルアタック!バリーン!〙
キャッスルロストスマッシュとスタッグロストスマッシュにパンチをして、3体のロストスマッシュを1箇所に集めてベルトのレバーを2回転以上回した。
〘シングルアイス!ツインアイス!グレイシャルフィニッシュ!バキバキバキバキバキーン!〙
左腕から冷気が溢れ地面を叩き3体のロストスマッシュの足元を凍らせて、空中に飛び3体のロストスマッシュを目掛けライダーキックをした。そして、グリスの周りにつららの形をした氷の塊が出現した。3体のロストスマッシュは、抵抗が出来ずライダーキックをくらい爆破した。グリスは、着地して変身を解除した。すると、何処からか拍手が聞こえてきた。
「おめでとう、優飛。」
柱の後ろからエボルトが現れた。
「何の用だ、エボルト!」
「なぁ〜に様子を見に来ただけだ。」
「そうかなら、ここでお前を倒す!」
優飛は、エボルトに体当たりをして、ドラゴンエボルボトルを取った。そして、グレートクローズドラゴンを取り出し、ドラゴンエボルボトルを装着した、瞬間ドラゴンエボルボトルが金色に変わりグレートドラゴンエボルボトルに変わった。そして、グレートクローズドラゴンを変形させて、ボタンを押した。
〘覚醒!〙
そして、ベルトに装着してレバーを回した。
〘グレートクローズドラゴン!Are you ready?〙
「変身!!!」
〘Wake up CROSS-Z! Get GREATDRAGON! Yeahhh!〙
「面白いなら、倒してみろ!」
エボルトは、エボルドライバーを腰に装着して、エボルトリガーを取り出しボタンを押した。
〘オーバー・ザ・エボリューション!〙
そして、エボルドライバーにコブラエボルボトルとライダーシステムエボルボトルを装着した。
〘コブラ!ライダーシステム!レボリューション!Are you ready?〙
「変身!!!」
〘ブラックホール!ブラックホール!ブラックホール!レボリューション!フハハハハハハハハ……!〙
クローズは、エボルにパンチをくらわせそのままラッシュをした。しかし、エボルは、ガードどころか何もせずラッシュをくらっていた。
「おうおう、いいラッシュじゃねぇか。だが、そんなんじゃ俺は、倒れねぇぜ。」
エボルは、クローズのパンチを止めた。そして、エボルトリガーのボタンを押してレバーを回した。
〘オーバー・オーバー・ザ・レボリューション!LadyGo!フィーバーフロー!フハッハッハッハハハハ!フハッハッハッハッハハハハハ!!〙
怪人の姿に変わりクローズを空に投げ飛ばした。そして、落ちてきたクローズの足を掴み左右に勢いよく地面に叩きつけた。何度も左右に地面に叩きつけそして、そのままクローズを引きずにながら走りだし柱に向かって投げつけた。クローズは、何本か柱を貫き壁に衝突したて変身が解除された。
「俺のボトルを返してもらうぜ。それとお前のドラゴンは、貰っていくぜ。」
エボルは、地面に落ちていたグレートクローズドラゴンとグレートドラゴンエボルボトルを拾った。
「じゃあな優飛。チャオ…」
エボルは、優飛を持ち上げようした瞬間、グレートクローズドラゴンが攻撃をした。
「そんなんで、対抗してる思うなよ。」
エボルがグレートクローズドラゴンを攻撃しようとした瞬間、優飛は、フルボトルバスターに金のラビットボトルと銀のドラゴンボトルを装着して切りつけた。
「まだ、俺に抵抗するのか?」
「俺が今倒れたら、皆の明日が無くなる。だから、俺は、皆の明日を作る為に立ち上がるんだ!」
優飛は、ビルドドライバーに金のラビットボトルと銀のドラゴンボトルを装着して、レバーを回した。
〘ラビット!ドラゴン!Are you ready?〙
「変身!!!」
〘ベストマッチ!〙
「勝利の法則は、決まった!」
ビルドは、レバーを回して空中に飛び上がった。
〘LadyGo!ボルテックアタック!〙
物理式なレーンがエボルを挟みビルドは、物理式のレーンに沿ってキックをした。
「何だこの力!俺の力で抜け出せないだと!」
エボルは、レーンから抜け出そうとしてるとビルドのキックをくらった。そして、物理式のレーンが途切れた瞬間、壁に向かって吹き飛ばされた。エボルは、地面に転がり落ちエボルトリガーは、火花を散らしていた。
「エボルトリガーが壊れた。何てパワーだ。」
「これで地球の消滅は、止まる。」
「フハハハハ残念だったなぁ。俺は、もう1つの地球を出現させただけだ。引き寄せてんのは、パンドラボックスの力だよ。だが、パンドラボックスは、止めさせねぇ。最上階で待ってるぞ!」
エボルは、姿を消した。そして、優飛は、急いで次の階を登り始めた。
To Be Continued
次回 第30話 真のラブアンドピース

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