第24話

第21話 別れの過去と今の戦い
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2020/05/05 16:35
月日は、流れ折紙が中学2年生になった時優飛は、ある決意を固めた。折紙は、優飛が住んでる家に向かった。
「お兄ちゃーん。お邪魔するよ。」
折紙が家に入ると机に荷物と手紙が置いてあった。折紙が手紙を読むと涙を流しながら外に走り出た。手紙の内容は、『俺は、旅にでる。いつ帰って来るかは、分からないけど必ず帰ってくる。机の上にある荷物は、お前にあげる。だから、俺がいなくても強くいろよ。』と書かれていた。折紙は、この手紙を別れの手紙と考えて優飛を探しに行った。その頃優飛は、パンドラボックスを持って山奥にいた。
「もうそろそろ、時間か。長ったが元の世界に戻るか。」
「それで、最初に何をやるんだ?」
「パンドラボックスを火星に戻す。」
「その後は、どうする?」
「考えるそれだけだ。」
パンドラボックスに力をいれたら、空間が歪み割れた。優飛は、空間の中に入った。空間の中を歩き続けると光が段々強くなっていき外に出ると辺りがオレンジ色の砂で覆われていて空を見上げると地球が見えた。優飛は、自分が火星にいる事を確認して遺跡を探した。すると、折れた柱を見つけて歩くと大きな洞窟があった。洞窟の中に行くとパンドラボックスが書かれた壁と台座がありパンドラボックスを台座に置き、空間を開き地球に戻った。そして、空間から出るとエボルトと戦った研究施設だった。辺りを見渡し階段を見つけて登った。すると、外に出ると不死身ヶ丘の生徒がいた。
「兄貴!2年間何処行ってたんすか?」
優飛がいなかった間に何があったか生徒から聞いた。優飛は、家に戻りベッドで寝た。優飛が寝るのを感じたエボルトは、体から出て優飛の頭に手を突っ込みフィルムみたいなのを取り出し寝た瞬間だけの部分以外を消してまた頭に戻した。そして、目覚めた時記憶がなくなっていた。
~現在~
「これが、俺とエボルトの関係だ。」
「優飛は、別世界に行ける方法は、他にあるのか?」
「今は、分からないけど何れにしてもあの世界に戻らなきゃいけないからな。」
優飛達が雑談をしてると突然テレビの電源が着いた。
「お楽しみの所悪いなお前に知らせがある。」
声がする方向を向くとそこには、椅子に座ったエボルトがいた。優飛がベルトを装着して変身しようとすると、エボルトがボトルを取り上げた。
「俺は、戦いに来たわけじゃなくてテレビを見ろ。」
エボルトに言われた通りにテレビを見ると写っていたのは、無数のロボットと怪物が並んでいた。
「何だよこいつら。」
「こいつらは、俺に忠誠を誓った兵士達だ。何れにしてもここに攻撃をするのも時間の問題だ。楽しみにしてるぜ。」
エボルトは、取り上げたボトルを机に置き何処かに消えた。
「皆は、早く避難の準備をして。俺は、あいつらを止めに行く。」
「あんな数1人で止める筈がない!」
「安心しろよ。俺は、守る物があると強くなれる気がするんだ。」
優飛は、ベルトを取り部屋を走って出た。そして、外に無数のロボットと怪物が街を破壊し始めた。
「これ以上、エボルトの好きには、させない!」
ベルトを装着して、クローズドラゴンにドラゴンボトルをさしベルトに装着した。
〘ウェイクアップ!クローズドラゴン!〙
レバーを回し始めた。
〘Are you ready?〙
「変身!」
〘Wake up burning! Get CROSS-Z DRAGON! Yeah!〙
「今の俺は……負ける気がしねえ!」
クローズに変身した、優飛は、無数のロボットと怪物の中に突っ込んでいった。
To Be Continued
次回 第22話 フェーズ2青い闘志

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