第8話

第6話 2012 シャバドゥビ魔法使い
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2020/04/09 01:54
「ユウキ!!!」
ユッピーは、倒れたユウキに駆け寄り抱き上げる。魔法を放ったアナザーウィザードは、魔法で姿を消した。
「ユウキ大丈夫か?すまない油断をしてた。」
ユッピー達がいる所に金髪のポニーテールの少女が走って来た。
「どうしたの?何があったの?」
「ユウキがアナザーウィザードの魔法を受けた。俺を庇って。」
「大丈夫バフが付いただけでも、私の魔法で治せるから。」
「俺は、ユッピーあんたの名前は、なんて言うんだ?」
「私は、リーファよろしくね。」
リーファは、軽く挨拶をして魔法の演唱をした。しかしユウキのバフは、治らなかった。
「どうして普通は、治るのに。」
「もしかしてだけど、アナザーウィザードを倒さないと治らないのか。」
「でも、さっきあなた達の戦いを見て思ったんだけど魔法使えるの?」
質問されたユッピーは、首を横に振った。
「じゃあダメじゃん!さっきのモンスター普通に魔法を使ってたけど魔法が使えないあなたじゃあ太刀打ちが出来ないよ。」
「じゃあ魔法を教えてくれるのか?」
「良いよあなたに魔法を教えるから、一応フレンド登録しようか。」
目の前にフレンド申請がきたユッピーは、YESを押した。
「じゃあここでは、魔法の練習が出来ないから森に行こ。」
「ユウキは、どうするんだ?」
「私の家にテレポートさせておいたから大丈夫。」
ユウキをテレポートさせた後、ユッピーは、リーファと一緒に森に向かった。
「飲み込みが早いねこれだったらあのモンスターと互角に戦えるよ。」
「そうか、しっかしさぁゲームの中で英語をやるなんて疲れるなぁ。」
「ユッピーは、リアルで学生なの?」
「あぁ俺がいる学校は、日本一危ないからな生徒をしめるのと勉強するのが疲れるかな。」
「ハハそうなんだぁでも、ユッピーは、それでも楽しいの?」
「楽しいよ人生は、1度しかないからさ。」
そんな雑談してると、草むらから音がした。2人は、近くの草むらに隠れた。すると、背中に2012WIZARDと書いてあるアナザーウィザードが現れた。
「あれが元凶ね。」
「あいつを倒せば、ユウキのバフが治るのか。」
不意に後ろから声聞こえた。
「残念、そんなんじゃ治らないよ。」
「誰?あなた」
「遂にお出ましかタイムジャッカー」
「でも、僕を倒しても他の連中がいるからアナザーライダーは、消えないよ。」
「今は、お前に構ってる暇じゃねぇ。」
ユッピーは、パネルを操作して、ベルトと指輪を出した。左手に指輪をはめた。
〘シャバドゥビタッチヘンシン、シャバドゥビタッチヘンシン〙
ユッピーは、ポーズを構えた。
「変身!!!」
左手をベルトにかざしたら左に赤魔法陣が出現した。
〘フレイム、プリーズヒーヒーヒーヒーヒー!〙
黒のスーツを着て目は赤色のクリスタルの目になっていた。
「さぁ、ショウタイムだ。」
ユッピーは、アナザーウィザードに向かってキックをした。アナザーウィザードは、すかさず魔法を使って姿を消したが、ユッピーには、効かなかった。ユッピーは、連続パンチを与えてみぞおちを蹴った。アナザーウィザードが地面に膝をつけて呼吸を整えていた。ユッピーは、右手に指輪をはめてベルトを右手用に替え手をかざした。
〘キックストライクサイコー!〙
ユッピーは、左足に炎をまといバク転をして、キックを決めた。アナザーウィザードは、キックをくらい爆発した。アナザーウィザードウォッチが転がり落ち、男は、倒れた。
「中々やるじゃん。」
「それよりも、あのウォッチを破壊しよ。」
「そうは、させないよ。」
ウールが右手を伸ばしたら辺りが急に止まった。まるで時間を止められたようだった。
そして、ウールは、アナザーウィザードウォッチを拾い上げ、ボタンを押した。
〘ウィザード〙
おぞましい機械音が鳴り、男にアナザーウィザードウォッチを埋め込んだ。そして、ウールが指を鳴らした。
「嘘でしょ、復活してんだけど。」
「また、倒せば問題ない!」
「そうは、させないよ。」
ウールが右手を伸ばし突風がきた、2人は、飛ばさせれないよと木にしがみついてた。風が止むとアナザーウィザードとウールの姿がなかった。
「畜生、逃げられたか。」
「まだ近くにいるかもしれないから探して来るね。」
2人は、アナザーウィザードとウールを探して1時間が経過した。
「何処にもいないね。」
「何か手掛かりさえあればなぁ。」
「ユッピー、あいつらの目的は、何なの?」
「アナザーウィザードに変身してる奴の目的は、サクヤさんがいないシルフ領を自分の物にしようとしてた。」
「もしかすと、今サクヤさんケットシー領にいるからあいつらそこに向かってんじゃないの?」
「早く追うぞリーファ!」
「ユッピー、待ってテレポートを使ったら早いよ。」
「そうだな。」
リーファが魔法を演唱して、ケットシー領にテレポートした。ケットシー領にテレポートしたら、辺りが騒がしかった。アナザーウィザードが無差別に魔法を放ってた。
「なぁリーファ魔法ってなんだと思う?」
「なによいきなり魔法は、この世界では武器みたいなものだと思うわ。」
「俺は、違うな人々に夢や希望、笑顔を与える力だと思うんだ。だけど今のあいつは、絶望や悲しみを与えてまで自分の野望を果たそうしてる。俺は、絶対に許さない。」
ユッピーの体が光1つに集中して黒と銀のライドウォッチが出現した。ユッピーは、ベルトを外しジクウドライバーを装着し、ジオウに変身した。
「リーファ、サクヤさん達今どの辺にいるの?」
「このまま真っ直ぐに進んでけば会えるよ。もしかして、あの中に行くの?」
「絶望を希望に変えるそれが仮面ライダーウィザードなんだ。」
〘ウィザード〙
ウィザードライドウォッチを起動したユッピーは、左に装着し、ベルトを回転させた。
〘ライダータイム仮面ライダージオウアーマータイムプリーズウィ・ザード〙
肩にウィザードの顔が付いていて、目の色は、赤色で右目にウィザで左目がードとうつされていた。
「祝え!!!過去と未来を知ろしめす時の王者仮面ライダージオウウィザードアーマー。ここに新たなる歴史が刻まれた。」
「さぁショウタイムだ。」
ユッピーは、ジカンギレードを出してアナザーウィザードがいる場所に向かって走り、切り掛りに行った。背中を切られたアナザーウィザードは、ユッピーに向かって魔法を放ったがユッピーは、ジカンギレードで弾き銃モードに替え魔法を撃ち抜いた。ジオウライドウォッチとウィザードライドウォッチのボタンを押した。
〘フィニッシュタイムウィザード〙
ベルト回転させた。
〘ストライクタイムブレーク〙
ユッピーの前に魔法陣が現れ左足を魔法陣に突っ込み、魔法陣から左足がデカく出てきてアナザーウィザードに当たった。アナザーウィザードは、蹴られた勢いが強く遠くに吹っ飛ばされ壁にめり込み爆発した。瓦礫から男が救出され、アナザーウィザードライドウォッチは、割れた。
「あなた、中々強いじゃん。」
「俺より強いやつは、いるよ。」
そんな雑談してると、ユウキが物凄い勢いでユッピーに抱きついた。
「ユッピー!!!大丈夫?アナザーライダー倒せた?」
「ユウキ、お前動いて大丈夫なのか?」
「よかったじゃんユッピー、パートナーが元気になって。」
「ユッピー、この女性誰?」
すると、ユウキの目には、光が無く目には、何も写っていなかった。ユッピーは、瞬時に危険信号が発生して、リーファとの関係を説明をした。
「なぁ〜んだ、最初からそう言ってよ。」
ユウキは、笑いながらユッピーの背中をつねっていた。ユッピーは、次からユウキに今回以上な事をしたら、ヤラれる事を想像した。
To Be Continued
次回 第7話 2011 青・春・仮・想

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