第32話

重岡side
1,030
2018/07/08 14:33
7人そろって事務所に行った。

ロビーで、淳太君は僕らを集めた。


中間
聞いて欲しいことがある


静かなロビーで、淳太君は真剣な顔で声をひそめた。



中間
もし、結果があかんかった場合、


俺は、
途中で淳太君が自分を落ち着かせていた。

みんなが淳太君を見つめる。



中間
俺は、


デビューを取りやめてもらう。


響いた言葉に、沈黙が流れた。


神山
そんなのあかん・・・
神ちゃんが言おうとしたのと同時に、
重岡
それでいい。僕も賛成。
そう言って頷く。


淳太君がそう言おうとしてたのは、なんとなく分かってたし、俺やって同じ気持ち。



桐山
ああ、俺も賛成。
続けて照史君も強く言った。



小瀧を見ると、小瀧は微笑んで強く頷いた。


中間
よし、じゃあ行くぞ
淳太君の声で、全員で会議室に向かった。



ドアを開ける前、お互い顔を見合わせて頷いた。





結果がどうなろうと、


僕らはもう、ずっと一緒だよ。

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