第36話

濱田side
1,058
2018/07/14 11:46
昼近くになってしげは目を覚ました。

今日はレッスンも仕事もなくて、7人でのんびりした時間を過ごす。


しげと神ちゃんはたまに高い声で笑いあいながら話してて、

望と流星と照史はスマホのゲームで盛り上がってる。

淳太君はうたたね。


俺はそんなみんなを見て口角が上がってる(笑)


なんかええなぁ・・俺も眠なってきたなぁ・・・


そんなこと思いながら目を閉じたら、あー、なんか寝ちゃいそう。







ー♪




はっ!


誰かの着信音でパッと目が覚めた。

って、俺寝てたんか。



着信音は淳太君のスマホだった。

電話に出た淳太君に、みんながしーっと口に指を当てる。


こんなタイミングに望がくしゃみをしそうになって吹き出しそうになりながら慌てて止めた。



中間
・・・はい、え・・・?え、ほんまですか・・・!?
みんなで小声で笑ってたら、淳太君が大きな声を出して椅子から立ち上がった。


一気に淳太君に視線が行く。



中間
・・はい、はいっ・・・!分かりました・・!



喋り方からして事務所からの連絡だったことは分かってた。



頷いて電話を切った淳太君は、俯いたままだった。

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