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2018/09/17

第67話

桐山side
これからのことを説明されて、時間まで部屋で待つように言われた。

重岡
なぁ、ネクタイ変になってない?
中間
大丈夫
しげはいつ振りかに締めたスーツのネクタイが気になるようで淳太君に何度も見てもらってる。
濱田
俺・・・何か変やない?俺ってスーツ似合わへんのかな。
鏡見て怪訝そうな顔をするのは濱ちゃん。



みんなそれぞれ、緊張しながらも嬉しそうな表情。


そんなみんなのことを見てたら、今までのことが急によぎった。





ーお前とおったらデビューできひんって言われた!


ーお前なんか邪魔や、






ーはよおらんくなったらええねん





自分の発してしまった言葉は、ことあるごとにうずいて、いつになったって忘れられるものじゃなくて、



今日は一段と痛かった。






俺は、みんなと一緒にデビューしてもいい?


今になってもまだ、そんな思いがよぎる。





あの日のことはもう話したことがなくて、

でも、だからこそ、しげが、みんなが、僕のことを本当に許してくれてるのかは分からなくて。




重岡
照史君、蝶ネクタイ曲がってる。
ふいに目の前にしげがしゃがみ込んで、僕の蝶ネクタイを直してくれた。




ーお願いやからこれ以上照史君のこと責めんといてや!




あの日、僕をかばってくれたしげが、目の前のしげとかぶった。