第8話

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2020/09/01 12:00
あなた
まだ飲むもん!!!!
海青
もうやめてって…
あなた
やぁだ!早くちょーらい…
海青
とりあえず水飲んで?笑

今日は珍しく店であなたさんが潰れた



机に突っ伏しながら僕の左手をずっと握って

眠そうな顔でちょっと拗ねてるのが可愛い…



何を隠そう、僕はあなたさんが大好き。

恋愛としてじゃなくて、先輩として。



それにはこんな過去があったから…











__________
海青さん、おはようございます…?
海青
おはよ、まこっちゃん

僕と海青さんがBAR RMPGで

働き始めて少し経った日のことだった。



海青さんと共に姿を現した小柄な女性



嫌々連れてこられた感じの顔をしてたけど

海青さんのすぐ後ろを歩いて

ある意味警戒しているかのように奥に行った




海青
ごめん、ちょっと遅くなっちゃった!
いや、大丈夫っす…笑
海青
あ、あいつね、俺の同級生
そーなんすね…?
海青
これからいること多くなるかもだけど仲良くしてやって?
はい…笑

元々女の人がそんなに得意ではなく

この仕事についてからも慣れずにいた僕。



一方海青さんはバーテン経験があって

自分は何故か初心者なのに研修なしと言われ

自信がないまま置いてかれてる気がしてた。









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ちょっと、あんたこっち来て

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