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第20話

20話 
※リク視点でお送りします。by作者
リク
リク
家どっちだ?
月明かりに照らされた狭い路地裏を抜けていく。

いつまでも終わる様子のない狭い道を歩いていく。
リッカ
リッカ
こっちだよ!
リク
リク
なぁリッカ
リッカ
リッカ
ん?なに…きゃ⁉︎
前を歩いていたリッカが

振り返った時に俺は手を掴み抱き寄せた。

わずかに筋肉が緊張しているのが分かる。
リク
リク
どうした?顔赤いけど。
リッカ
リッカ
い………いきなり何するの?
ゆっくりと息を吐いたリッカが俺の目を覗き込んだ。

俺はリッカのポケットに手を入れた。
リッカ
リッカ
なにぃ…を…‼︎
リク
リク
これはどーゆーことかな?
俺の手にはリッカの得意武器が握られていた。

リッカの顔がどんどん青ざめていく。

力が抜けたのか倒れそうになったリッカを支える。
リッカ
リッカ
…っ…離して…返して…
リッカが武器に手を伸ばす。
リク
リク
⁉︎
リッカは俺を壁に押し付けた。

くるりと半回転し俺の両手を壁に押し付ける。
リッカ
リッカ
ねぇ。
リッカは俺の耳元で囁いた。

息が耳に吹きかかる。

恥ずかしくて眉を寄せ目を閉じた。
リッカ
リッカ
怖がらなくてもいいのに。
頭を撫でられた。

…なんでだ    力が入らない…
リッカ
リッカ
あれれ…リク。座り込んじゃった。
リッカは倒れた俺に覆い被さった。

俺は息を詰めた。

けれど我慢できず少し息が漏れてしまう。

同時に何か匂いを感じた。
リク
リク
(なんだ…この匂い…ガス?)
リッカ
リッカ
リク?どーしたの?身体動かないの?
リク
リク
……ケホッ
思わず我慢できず咳き込んでしまう。
リッカ
リッカ
大丈夫だよ。身体に害はないから。
リッカはそっと俺の髪を右に寄せた。

俺の着ているパーカーを少しずらし鎖骨辺りが露わになる。

リッカの手が俺の首に回る。
リッカ
リッカ
…痛いけど我慢してね。
リク
リク
っ…………。
首の左あたりに何か打たれた。

リッカの髪がかかりよく見えない。

首筋から血が流れ出ていた。
リク
リク
何お…いらた…
羅列も回らない。

おまけに睡魔が襲い掛かる。

朦朧とする意識の中リッカを見る。
リク
リク
なんで………っ
さらに深くリッカは覆い被さった。

リッカの顔も見えない。

首に回っていた手がふと掠めるように俺の目元を拭った。
リッカ
リッカ
大丈夫。怖くないよ。
リク
リク
(怖い)
リッカ
リッカ
…はい。了解です。向かいます。
電話しているのだろうか。

リッカは俺を抱き上げた。

心臓の音がすぐ近くで聞こえる。

俺の心臓の音も聴こえてるんだろうか。
リッカ
リッカ
…よく頑張ったね。リク。