第14話

#11
729
2018/03/25 00:08
咲良
お兄…ちゃん…
玲於
玲於
黙って…
咲良
はぁ…はぁ…んっっ
玲於
玲於
はぁ…はぁ…
咲良
もう…やめて…
玲於
玲於
無理。
咲良
私は、お兄ちゃんより涼太さんの方が好き!
玲於
玲於
は…?
咲良
お兄ちゃんなんか好きじゃない…
こんなことして本当に私のこと好きなの?
玲於
玲於
だから好きだっt
咲良
違うでしょ!
玲於
玲於
咲良
お兄ちゃんが好きなのは、私じゃない.。
私を好きになることはもうやめて…
咲良
夏恋が可哀想だよ…
夏恋を…好きになって。
玲於
玲於
なんだよ…それ…
咲良
もう…いいんだよ?
私のことはほっといてくれていいんだから。
私は、涼太さんだけだから…
玲於
玲於
それが本当の答えならそれでいい。
涼太と幸せになれよな。
咲良
うん…ありがとう。
玲於/これで…いいんだよな…?
咲良/本当に誰が好きかわからなくなってしまう…けど昨日…
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ここから昨日の話です。(作者)
下校中
涼太
咲良?
咲良
ん?涼太さん!
涼太
よかった…ちょうどいいや。
言いたいこととしたいことがあって。
咲良
なんですか?
涼太
俺、本当に咲良のことが好きだ。
頑張って咲良に振り向いてもらうようにするから、なるべく学校でもいっしょに居たい。
咲良
うん。いいよ。それは全然大丈夫!
涼太
それだけだから。
咲良
したいことは?
涼太さんの顔が近づいてくる
咲良
え……
涼太
チュッ
咲良
んっっ
涼太
はぁ…
咲良
ぷはぁ…
涼太
これだけだよ。
咲良
\(//∇//)\
涼太
照れてんの?
咲良
照れてません!
涼太
笑笑笑笑
この瞬間思った。
私が本当に好きなのは涼太さんだ、って気付いた。
でも、お兄ちゃんにはキスされるし本当の気持ちを言おうと思った。
多分またキスされるだろうなと思ったけど予想外の返事が返って来た。
『幸せになれよな』
お兄ちゃんらしくなかった。
でも私は決めた。
涼太さんと幸せになるって。

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