第8話

#7
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2018/03/11 08:52
玲於
玲於
それは、まぁ色々あったから。
咲良
え?何?気になる!
玲於
玲於
言わへんからな
咲良
なんでよ〜
作者👉『ここからは玲於の物語です』
俺が中1の時好きな女の子がいた。
その女の子は男子にも女子にも人気があってそこそこ顔も良くてそこそこ頭も良くてそこそこ性格も良かった。
でも、その人には彼氏がいて毎日幸せでキラキラしてた。
でもある日、その女の子は彼氏と別れていつもどんよりしてた。
だから俺が慰めてあげようと思って毎日笑顔を取り戻してあげようと思ってた。
でも、それがあの子を苦しめてる原因ってことは後でわかった。
それは、女の子と友達が喋ってる会話を聞いてしまった時。
友達「 なんかさ、いつも玲於くんって〇〇に喋りかけてるくない?」

好きな子「そう。彼氏と別れたのは男と喋りすぎで別れたのにさ、そのことも分かってないのに喋りかけられると余計にいや。」

友達「それは思った。」

好きな子「良い迷惑。」
その会話を聞いた時もう喋りかけんとこうと思ってやめた。
そしたら、
好きな子「あのさ玲於くん?」

俺「何?」

好きな子「前まではさ私に話しかけてくれじゃん?私すごく嬉しかった。なのにどうして突然やめたの?ひどいよ。私の笑顔を取り戻そうとしてくれてたんでしょ?なら、ずっと続けてくれてたら良かったのに…。ほんと玲於くんひどい…泣泣」

俺「いや、おい。泣くなって。」
それから女子に目つけられるようになって女子は信じられなくなった。
だから高校に行っても彼女を作りたくなかった。
と、言うのを咲良に話したら…
咲良
お兄ちゃんにも辛い過去あったんだね…
玲於
玲於
まぁな。
咲良
なら…どうしてそれを私に相談しないの?!訳わかんない!
玲於
玲於
は?
咲良
そうやって1人で溜め込んでるから今こうなってるんでしょ?!考えたらわかるじゃん!お兄ちゃんバカ⁉️
玲於
玲於
は〜⁉︎
玲於
玲於
うっせんだよ!
お前にバカとか言われたくねぇよ!
咲良
は!?お兄ちゃんがそんなんだからでしょ?!お兄ちゃんに彼女なんか100万年早いよ!
玲於
玲於
お前は1000万年早いな!彼氏なんか。
咲良
それでも涼太さんに告白されたしね〜
玲於
玲於
嫌味かよバーカ!
咲良
うるさいバーカ!
玲於
玲於
ぷっ
しょうもな笑笑
咲良
何笑ってんの?
玲於
玲於
しょーもないな〜と思って
咲良
もう!
玲於
玲於
なぁ俺と付き合えよ。
俺はお前しか考えられない。
咲良
え?
玲於
玲於
涼太のこと好きじゃないなら俺のこと好きになって。
咲良
いや、でも…
玲於
玲於
俺がお前を好きにさしてやる。
咲良
いや、それは違u…
玲於
玲於
チュッ
咲良
ンッッ!
咲良/お兄ちゃんどうしたんだろう。

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