第5話

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2021/02/09 22:45





あんなことがあってから2週間がたった頃





優香
優香
あなた〜!!!
優香
優香
ねえってば!
(なまえ)
あなた
あ、ごめん
(なまえ)
あなた
考え事してた
(なまえ)
あなた
どした?
優香
優香
なんか最近そういうこと多くない?
優香
優香
もしかして恋しちゃった?
(なまえ)
あなた
ゲホッゲホッ…





休日





2人でお昼ご飯を食べに来ていたけど





思わず飲んでいた水を吹いてしまった





優香
優香
ちょ!?大丈夫!?
(なまえ)
あなた
ゲホッ…
(なまえ)
あなた
ごめん‪‪w‪w‪w
(なまえ)
あなた
大丈夫大丈夫!
優香
優香
はあ、、、
優香
優香
そういうことね〜
優香
優香
矢野さんだ?





声には出さず首を縦に振る





優香
優香
きっかけは?
(なまえ)
あなた
2週間くらい前に2人で遊びに行ったじゃん?
優香
優香
うんうん
(なまえ)
あなた
その時途中ではぐれちゃって、私倒れちゃってたらしいの
(なまえ)
あなた
で、起きた時にはるくんがすごい心配してくれたり、すごい謝ってくれて
(なまえ)
あなた
そのあとずっと手繋いでたの
(なまえ)
あなた
なんかすごいな〜って
優香
優香
しっかり好きじゃん!!!
優香
優香
矢野くん優男かよっ!!!
(なまえ)
あなた
うん、ほんと、優しすぎる、、、





優しすぎるんだよ


















































優香と別れて家に帰っている途中





太陽が沈んで来て町中がオレンジ色に染まっている





急いで帰らなくちゃいけない用もないから
私はゆっくり歩いて空が綺麗に見える所で止まった





(なまえ)
あなた
綺麗だなあ、、、





パシャッ…





オレンジ色の空に見とれていると携帯が鳴った





(なまえ)
あなた
はるくん、、、?
晴人
晴人
もしもし!聞こえる?
(なまえ)
あなた
聞こえるけど、、、
(なまえ)
あなた
いきなりどうしたの?
晴人
晴人
今ね、外にいるんだけど
晴人
晴人
空があまりにも綺麗だったから、あなたちゃんにすぐ見てほしいなって思って!
(なまえ)
あなた
え!
(なまえ)
あなた
私も今ちょうど見てたよ!
晴人
晴人
ほんと!?
晴人
晴人
すっごい綺麗だよね、、、





通話口からカメラのシャッター音が聞こえる





同じ時間に





同じ空の下で





同じことをしている





晴人
晴人
ねえ、あなた





聞き間違え?











呼び捨てだったよね?





晴人
晴人
あなた
(なまえ)
あなた
はっ!はい!
晴人
晴人
今どこにいる?
(なまえ)
あなた
あっ、えっと、、、
(なまえ)
あなた
△△公園の前にいるよ!
晴人
晴人
近いとこにいるね、、、
(なまえ)
あなた
そう、なんだ、、、
晴人
晴人
会いに行っても、いい、ですか、、、?
(なまえ)
あなた
はい、、、
(なまえ)
あなた
来てください、、、





電話を切ろうとしたけど





彼が切らないで欲しいなんて言うもんだから





切らないで5分ほど待っていた


















































晴人
晴人
もしもし
晴人
晴人
後ろ見て?
(なまえ)
あなた
へ?





彼に言われた通り後ろを向くと





3mほど離れた先に





晴人
晴人
お待たせっ!!!





可愛い顔した彼が立っていた





(なまえ)
あなた
お待ちしてました、、、?
晴人
晴人
かわいいな〜
(なまえ)
あなた
あの、、、
晴人
晴人
ん?
(なまえ)
あなた
さっき電話で名前で呼んだよね?
(なまえ)
あなた
しかも呼び捨てで!
晴人
晴人
いやだった、、、?
晴人
晴人
距離縮めたいなって思って、、、
(なまえ)
あなた
いいに決まってる
晴人
晴人
へ?
(なまえ)
あなた
いいに決まってる…!
晴人
晴人
っ!?
晴人
晴人
ほんと!?ほんとなの!?
(なまえ)
あなた
ほんとだよ?
晴人
晴人
じゃあさ!じゃあさ!
(なまえ)
あなた
ん?
晴人
晴人
俺のことも呼び捨てで呼んで?
(なまえ)
あなた
え、、、
晴人
晴人
お願い!ね?
(なまえ)
あなた
はるひと、、、
晴人
晴人
うわっ!すきっ!ねえっ!すきっ!
(なまえ)
あなた
ちょ!やめてよ!
晴人
晴人
あ!照れてるんだ、、、?
(なまえ)
あなた
ちがうし!





怒ったふりをして後ろを向く





可愛子ぶってる自分がいやで前を向こうとした時





彼の匂いが私を纏った





触れなければあまり男っぽさは感じない





だけど





男らしいガッシリとした体つき





心地いい温度





全てが私を癒してくれた





晴人
晴人
あなた
晴人
晴人
好きだよ、、、
晴人
晴人
もう我慢できない
晴人
晴人
返事、ほしい、、、





後ろから抱きしめられているから彼の顔を見えない





だけど





声だけでわかる





きっと真面目な顔をしてる






























































(なまえ)
あなた
はるひと
(なまえ)
あなた
私と
(なまえ)
あなた
付き合ってください

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