第2話

‪🔆‬ Whether ❶
1,180
2022/10/03 00:00
事の発端は数時間前に遡る
(なまえ)
あなた
付き添い……ですか?
五条悟
そっ!呪霊倒さなくていいから、ちょっと見届けて欲しいんだよね〜
彪
なんでそんな面倒臭いのに付き合わないといかんのだ



いつも通り、図書室で本を読むと五条先生からお願いをされた



別にいつもの階級の任務なのに………なにかあるのでしょうか
五条悟
悠仁が近頃行く任務先で変な噂を聞いてね。本当かわかんないけど、念の為にさ〜
(なまえ)
あなた
噂……ですか?
五条悟
そ!【急に人が消える】ってね
彪
どうせそこら辺にいる呪霊の仕業だろ?
五条悟
そう思って僕が何回か直接行ってみたんだけどね。1回も、気配すら感じられなかった。なのに、その2分後に立ち寄った一般市民が行方不明になってるんだ
(なまえ)
あなた
それは恐ろしいですね……でも、私が言ったところで、それが解決出来るとは思いませんけど……




先生でも感知できない……?


それ、私が行っても何も出来ないんじゃ……
五条悟
ハッキリした原因が分からない以上、変な場所に僕の可愛い生徒が単独で任務に行かせるのは、少々気が引けるからね。あなたは強いから。万が一何かあったら悠仁を守って欲しい
(なまえ)
あなた
(あくまで任務をやるのは悠仁さん……ということですか……)


それなら任務を変わってあげようかと思ったけど……


悠仁さんにも経験を今のうちに積ませておきたいという先生の気持ちもわかる


(なまえ)
あなた
分かりました。ちょうど今日の任務はないですし、付き添いに行かせていただきます
彪
ふん!勝手に行け。私は行かないからな
(なまえ)
あなた
……肉
彪
……仕方ない。今回だけだぞ
五条悟
(彪は相変わらず肉に弱いな〜。ちょろすぎる笑)
(なまえ)
あなた
それで、先生。悠仁さんは今、どちらに?
五条悟
まだ教室にいると思うよ。任務は午後からだからね
(なまえ)
あなた
了解しました。では、私はこれで。失礼します


トコトコトコ……
彪
おい!肉は牛肉でないと許さないからな!
(なまえ)
あなた
分かりましたよ……そんなにお肉ばっかり食べてると、狐じゃなくて豚になりますよ?
彪
だから!!!私は狐でもたぬきでもない!猫だと言ってるだろう!!
(なまえ)
あなた
1回窓見てきた方がいいと思います
五条悟
(それ言うなら、1回鏡見ろじゃない……?)


珍しく五条悟がツッコミを入れていたのを、あなたと彪は知らないのであった

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