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第15話

登校12日目[てつや]
[てつや視点]

てつや「……え?」

目の前にいたのはあなた、

紛れもなくあなた。


やっぱり、メイクしただけでこんなに変わった。


え?って言ったのは変化に関してじゃない。


やたら距離の近い男たちに対してだ。


見た目が変わったからってちやほやして…。


りょうなんてあなたの机に両手を乗っけて
至近距離で話してる。


まぁ、としみつ、りょうはもしかして?疑惑あったからいいとして、ゆめまる。お前はなんだ。

俺のあなたにデレデレしやがって。

お兄ちゃん許さないからな。



てつや「だめ!化粧なんてしたら肌荒れちゃうよ!」

りょう「ええやん、こっちの方が可愛いし。」

としみつ「でもまぁ、このままでいたら変な男寄ってくるしな。」

ゆめまる「じゃあ変な男寄ってこないように俺と付き合…。」

てつや「だめ!お兄ちゃんとして許さないから!お前らはもう、メイクした途端デレデレしやがって!あなたはずっと可愛かったのに!」

目の前で真っ赤になるあなたに気付かずそう言ってしまった。

まるで俺が恋愛感情を持ってるみたいな言い方だ。


メイ「ま、どっちも可愛いのは同感。」

女の子たちもそう言った。

その割に雑誌を開いてこういうメイクもしよ!とか、服はこういうのが〜!って話し合ってる。


しばゆー「お兄ちゃん的にはどっちがいい?」

てつや「お兄ちゃんはメイクしないでほしい。変なの近寄ってくるから。あ!ほら!ゆめまる触るな!」

ゆめまる「いいじゃ…。」

メイ「こら!!!!!!手出すな!!!!!」

りょう「え、こわ。笑」



…としみつがぼーっと、あなたを見ているのに誰も気付かない。