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第24話

登校15日目[としみつ]
[としみつ視点]

りょうとあなたって付き合ってんのかな。


友達にさえ聞けない。なんとなく。


楽しそうに笑うりょうと、すこし困った顔のあなたを見ると付き合ってなさそうだって、周りが面白がってるだけだって思うけどなんとなくモヤモヤする。

代わり映えしない外の景色を見ながらため息をつく。なんとなく。

てつやが気を使ってるのか色々話しかけてきた。

その中で俺の中のモヤモヤは消えたんだけど、なんで嬉しいんだろう。

てつやが待っとけって言ってあなたと席を代わろうとしているのを見ていると、やっぱり嬉しかった。

俺ってもしかして、そう考えていたら後ろから声が聞こえた。

「りょうくんいじわるするからとしみつの方がいい!」

あなたの声だった。

「としみつの方がいい。」

その言葉だけが頭の中でループした。

少しだけムッとした顔でてつやの代わりに俺の隣に座るあなたがどうしようもなく可愛く見えた。

あなた「としみつの友達にいじわるされたからこっちに来ちゃった。」

そう言って笑うから、俺も笑った。

メイもカンタも笑ってたけど、俺は多分照れ笑いだ。

としみつの方がいい。に、対しての。


深い意味はないんだろう。


そう分かっていても、


また俺の中でモヤモヤがうまれる。


でも、このモヤモヤはさっきとは違って、心地良いような、フワフワとしたものだった。

差し出されたお菓子を食べながら、あなたと、メイとカンタと話した。

いつもより甘く感じるチョコレート、

俺、もしかして。