こちらからも一つ「5人はこれからも私の護衛としてそばに置いて欲しい」ということ。
了承された訳だが
5人と離れ知らない人に着せ替え人形にされてます‥‥泣
ここで本当にやって行けるか, 不安しかない 。
そう思うと手が震えた 。
それをバレないように隠す 。
するとショッピさんが私の両手をとって握った 。
そういう彼の手は暖かかった 。
悪魔とは思えないほどに 。
チョーカーのような物がはめられた5人が扉の外で待ってくれていた 。
駆け寄って安否を確かめるためにらっだぁの頬に触る。
後ろから抱きついて来るみどりくんはいつにも増して警戒心がすごくて 、ショッピさんにも殺意を向けていた 。
そう言って首にかけた十字架を掴む 。人間であった母の形見 。
私は人間手間ある母と天使である父から生まれた 。
そう言って手を差し伸べられた手を
無意識に握った 。
ペシッとみどりくんがその手を叩き落とす 。
そういったショッピさんの背中は少し悲しそうに見えた 。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。