あなた side
中村 「言ったでしょ?………これからは俺が絶対守るって。」
『何言って、、、バレたらみんなが、、、!』
中村 「うん、知ってる。」
『じゃあなんで、!こんなことバレたら嶺亜が今まで守ってきたメンバーだって失うかもしれないんだよ、!?』
中村 「メンバーと同じくらいあなたも大事なんだよ。」
『そんなんじゃなくて、!!』
矢花 「嶺亜さんのこと、信じてあげてください。僕達も分かっててここにいますから。」
菅田 「もう絶対大丈夫ですから!」
佐々木 「ていうか怖くね?俺聞いた時まじびっくりしたもん」
本髙 「ありえないよね、許せないよ、こんなの。」
今野 「うん、ありえない、」
中村 「ていうことだからさ、もう、バレていいよ、」
『え?』
中村 「向こうへの挑戦状、みたいな?」
『何言って、』
中村 「この為にやってきたし、あなたは笑っててよ。もう大丈夫だから。」
『だから何言って、』
中村 「まあ今日はそうじゃなくて伝えたいことがあるから。………ちょっとまってて、!」
『理解できないんだけd、、、っえ、』
誰がどう見ても、
私がどんな言い訳をしても、仕事を全うしているなんて信じてもらえるはずのないこの状況。
この状況がバレたら終わり。
本当にジャニーズとしての人生が全て終わる。
なのにどうして、、、、
『………………なん、で、、、』
田中 「だから俺の前以外では泣かないでって言ったじゃん、」
髙地 「久しぶり、!身体大丈夫、?」
平野 「ごめんね、遅くなって、」
向井 「いっぱい辛い思いさせてほんまにごめんなぁ、、、」
永瀬 「態度悪くしてごめん、……ああしとかないざとなった時に守れへんから、」
京本 「今すぐには難しいかもしれないけど絶対助けるから、、、!」
中村 「……………ね?だから忘れないで。俺たちはずっとあなたの味方だから。」
すべてが壊れる、そんな音がした________。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。