第3話

Story3
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2021/04/26 08:48
青柳 ころん
ジェルく〜ん!国語貸して〜!
鷹乃 ジェル
え〜…?また忘れたん?
青柳 ころん
あ、あなたやっほ〜!
苺谷 あなた
え?あ…うん…!やっほ〜!
青柳 ころん
え?元気ない?
苺谷 あなた
え…?元気だよ…!/////
顔を覗き込むようにするころんくん
鷹乃 ジェル
ほら
青柳 ころん
いった!!殴んなくても…
鷹乃 ジェル
授業遅れるやろ
青柳 ころん
は〜い!また借りに来る〜!
そう言って教室を出ていく
本当はもうちょっと話したかったけど…
鷹乃 ジェル
寂しそうな顔すんなや
苺谷 あなた
してないよ!w
鷹乃 ジェル
はいはい、授業始まるから
そう言って私の横の席に座る
ん〜…ジェル怒らせたかなぁ…
鷹乃 ジェル
あなた!当てられとる!
苺谷 あなた
へっ…?あ…はい…!
先生
ちゃんと聞いとけよ〜
苺谷 あなた
は〜い…
鷹乃 ジェル
そんなにころんのこと考えとるん?
苺谷 あなた
今はジェルのこと考えてた
そう言うとジェルはびっくりして机に伏してしまった
あれ…?また怒らせた…?
ん〜…なんでだろ…





青柳 ころん
あ!あなたまた会ったね〜!
青柳 ころん
数学の宿題やった?
苺谷 あなた
えっ…うん!ちゃんとした!
青柳 ころん
ジェルくんは?
鷹乃 ジェル
あなたに見せてもらった
青柳 ころん
うわ!わる!w
鷹乃 ジェル
帰り手伝うからいいんやしw
青柳 ころん
へ?なんかあんの?
鷹乃 ジェル
買い物しなきゃいけないから…
青柳 ころん
え…?それぐらいなら僕も手伝うのに…
青柳 ころん
ってかあなたの隣も〜らい!
苺谷 あなた
へっ…?/////
数学の授業は隣のクラスと合同で出席番号のせいで隣になる
鷹乃 ジェル
はぁ〜あ…なんで俺前なん?
鷹乃 ジェル
話す人おらんわ
青柳 ころん
あなたちゃん独占するわw
一言一言でドキドキしてるなんて知らないんだろうな…
でも思わせぶりをするころんくんも悪いと思うんだけど…
青柳 ころん
やっぱあなた元気なくない?
青柳 ころん
ぼーっとしてる
苺谷 あなた
本当に大丈夫だよw
そう言いながらも心配そうな顔で見つめてくる
それが嬉しいと同時に恥ずかしくなって…
苺谷 あなた
ころんくん…?/////
青柳 ころん
ん?なに?
苺谷 あなた
見つめられると…困るって言うか…/////
青柳 ころん
へ…?あ…うん…!ごめん…!/////
苺谷 あなた
いや!大丈夫なんだけど!/////
苺谷 あなた
ただ恥ずかしい…から…/////
青柳 ころん
ごめんね?気を付ける…/////
そう言いながらも心配そうに…恥ずかしそうに見てくれるころんくん
また好きを自覚する
付き合ったりしたいのに告白は絶対にしない
だからって彼女とかは作って欲しくない
我ながら酷いと思う
まぁ…口に出してないからいいと思うけど…
鷹乃 ジェル
………はぁ〜あ…
最近ジェルはため息を付きながら外を眺める
悩みがあるなら聞いてあげたいんだけどあまり話さないからなぁ…
そしてジェルは私を悲しそうに見てくる
私…悩ませているのかな…

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