第11話

日常
25
2019/04/11 13:30
あたしは、綺那の力なれたかな?


そんな不安を抱きながら今日を過ごす


今日は、とてつもなく暑い日


こんな日は何もしたくない


すると、玄関のチャイムが鳴った



ピンポーン♪
澟
はーい、どなたですか?
でも、誰も出ない

そっとドアのチェーンから顔を覗かせると…
謎の男   英二の兄
謎の男 英二の兄
…笑
澟
?!?!?!

あの時の男だ!!
勢いよく、ドアの開けるともう居なかった



遅かった

目的は何?

何しに来たの?

そんな言葉が頭から離れない

そして、両親を無くした記憶がまた脳内に繰り広げられる

忘れたくて忘れれるものじゃない


もしかしたら、忘れちゃいけないかもしれない


だけど少しの間だけわすれて、ほんの少しでも楽をしたかった


けど、結局1度も忘れたことなんてない

記憶があたしを呼び戻す


何度も何度もフラッシュバックを繰り返し



また眠れない夜を、過ごすんだろうか?


怖いよ……



ただ1人、部屋で怯えていた


携帯の着信音に全く気づかない程に



怖くて怖くて、震えが止まらない


あの男は、一体なにものなんだろう?


あたしに歯向かうことは出来るのかな?


殺されたりしないか



不安が過ぎる…
そうしてあたしは、その日から高熱を出してしまった

衝撃のデカさからなのか?


わからない


そんなあたしを心配して、綺那が来てくれた
綺那
綺那
凛ー!
平気?

なんかあった?
澟
大丈夫!
そういうしか無かった
これ以上なにも背負わしたくない


あたしは、調べることにした


あの男が何者なのかを


だけど思い出すのは、辛すぎる……

だけど仕方がない!!

あの日の新聞全てかき集め、調べた
あたしが思っていた以上だった……


あの謎の男は、父さんの兄だった

なんで殺す必要があったんだろう?


確か、両親がなくなる数日前

父さんが言っていた
『この世には、正解なんてない。だから不公平で、人は苦労を背負うんだ』って


その言葉を聞いた翌日


事件は起こってしまった……

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