第38話

子供の奇跡
347
2020/06/14 06:32
拓也
あ、はい
そして、拓也の腕に1人目の赤ちゃんが乗っかった。
そうして、しばらくすると
ガラガラガラ〜(ドアが開く音)
そうして、拓也とあなたの元に2人のまだまだ小さい男の子2人が連れてこられた。
竹内先生
竹内先生
連れてきました。
竹内先生
竹内先生
まずは、ご主人が抱いてみてはどうですか?
丘先生
おお、ありがとう
丘先生
この子は先に生まれた子です。実質、この子がお兄さんとなります。
そして、次の日になった。
拓也はつきっきりであなたの隣にいた。



離れるとどうにかなってしまいそうだった。
丘先生
おはようございます
拓也
おはようございます
丘先生
…あの
拓也
はい
丘先生
提案なんですが…
拓也
丘先生
あなたさんの隣にお子様を寝かせてあげてはどうでしょうか。
拓也
…え、
丘先生
少しの時間だけでもあなたさんの隣で寝かせてあげるのもいいのかな…と思い…
拓也
、、、、、、
いいんですか?
丘先生
はい。是非
拓也
…🥺🥺🥺
拓也
ほらぁあなた?こんなに可愛いよ?
丘先生
では2人目の弟くんの方です。
そうして、1人目の赤ちゃんをあなたの顔の隣に寝かせて、拓也は2人目の赤ちゃんを腕に抱えた。
拓也
小さい…
拓也
2人目だってよ?
あなた

スースー(寝息)

拓也
なぁ、あなたー、一緒にこんな可愛い子供達を早く育ててあげようよ。
拓也
名前もまだ言ってないじゃん…
拓也
早く言いたいよ…
そうして、2人目の赤ちゃんもあなたの寝る顔の隣に寝かせた。
竹内先生
竹内先生
…とても、似てますね☺️
丘先生
だな…
そうしていると
あなたの目がゆっくりとだが開いてきたのだ。
それに気づいた拓也は
拓也
あなた!あなた!
そう叫ぶとあなたはゆっくりとだが微笑むような形の口をした。
拓也の声に気づいたのか、竹内先生と丘先生も走ってきた。
拓也
先生!あなたが目を、
丘先生
あなたちゃん!おきた?わかるか?
あなた

コクンッ(うなずく)

拓也
。はぁぁぁ…よかったぁ(涙)
丘先生
本当に…よかった…(泣)
拓也
あなた…お疲れ様…
拓也
よく頑張ったな…
拓也
ありがとう…
あなた

フフフ

これは、子供の力と言っていいのかわからない。
だが、あなたは奇跡的に目を覚ました。

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