ジミンさんが…
私のことを好き…?
そんなはずない…
だって…
すぐ約束を破る奴のことなんて…
確かにそうだ
ジョングクさんは冗談を言わない
それに、ジミンさん達の事を
大事に思っているいい人だ
ジョングクさんはあまり本音を明かす人ではないらしく
その時は辛いことを話す時だったらしい
その時にジョングクさんは
"僕はヒョンたちが辛いことが、唯一辛いことだ"と泣きながら話したそう
元々ダンサーを目指していたジョングクさんを説得し"防弾少年団"へと導いてくれたお兄さん達を本当に大切に思っている人だから
そんな人がこの状況で冗談を言えるわけがない
きっとこれがジョングクさんの気持ち
でも、出会いがあれば別れがある
だけど、今の彼らなら
別れがあってもまた出会いがあるだろう
私はそう信じているから
そう笑顔で話すジョングクさんを見て
私は安心した
ジョングクさんは本当にいい人なんだなと
そう思ったから
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病室に戻るとジミンさんの姿はなく
ジョングクさんは焦っていた
電話をかけても繋がらず
どうしようと思っていたら
そう言いながらジミンさんの服の部分を掴んで病室に入ってきたオッパとテヒョンさん達
やっぱりリーダーはこの人じゃなくちゃね
きっと、ナムジュンさんがいなかったら
このグループは成り立たなかっただろう
ジンさんがいても成り立つだろうけど
この人は…なんか…ね。
変人…?
いや、悪いのはあのアイシャドウだ←
ホソクさんは悪くない
1ミリも
随分自分を追い詰めてるな…
ジンさんが渡したのは
差出人の名前が書いておらず
私の名前だけが書いてある1枚の封筒だった
中身を見てみると
"次はお前の兄だ"
そう書かれた1枚の紙が入っていて
封筒から1枚の写真が出てきた
気になって見てみると
オッパの顔がズタズタにされた写真だった
気味が悪くその場で処分した
やっぱりこの人はダメだ
5歳児発揮している
この人ここに連れてきてよかったの?
全然空気読めないじゃん
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。