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第56話

赤いランプ
レイside
エマ
エマ
レイ!
バタバタと足音をたてながらエマとノーマンが駆け足で来る
ノーマン
ノーマン
あなたは?
レイ
レイ
ノーマンの問いに俺は顔を伏せる


あなたが観覧車で倒れた後__
俺は急いで観覧車の緊急ボタンを押して状況をスタッフさんに説明する
観覧車を降りるとすぐに救急車が到着した
俺は一緒に救急車に乗り、病院に着くとあなたは検査室へ行ってしまった
俺はママとエマ達に連絡を入れた

レイ
レイ
ママはもう少しで来ると思う
ノーマン
ノーマン
そっか…
俺はそっと奥の扉を見やる
扉の上のランプは「検査中」と書かれ赤く光っている
かれこれ2時間待っているが、一向に出てくる気配がない
俺は唇を噛み締める
ママ(イザベラ)
ママ(イザベラ)
レイっ
ママの声で顔を上げる
ママの顔は見たこともないぐらい真っ青だった
ママ(イザベラ)
ママ(イザベラ)
あなたは!?
ママが俺の肩を掴む
レイ
レイ
あなたは検査室…
ママはそっと俺の肩から手を離す
ママ(イザベラ)
ママ(イザベラ)
俺達の間に沈黙が下りる
その空気を破るように奥の扉が開く
真っ白な白衣に身を包んだ男性が出てくる
レイ
レイ
…あのっ、あなたは!?
俺は男性の姿を見た瞬間椅子から立ち上がる
医者
…今は奥で休んでもらっています
医者は目元を少し緩ませて俺をたしなめる
俺は少しほっとする
医者はママと向き合う
医者
…お母さん。少しお話したいのでこちらへ
ママ(イザベラ)
ママ(イザベラ)
?…はい
少し小首を傾げながら医者についていく
それからママは俺達を振り返り、「あなた達は先に帰ってなさい」と言って部屋に入って行く
取り残される俺達
ノーマン
ノーマン
ここにいても仕方ないから帰ろう?
エマ
エマ
レイ、あなたは絶対大丈夫だから
2人は俺の手を握るが少し震えている
レイ
レイ
…ああ
俺達は病院を後にした