お化け屋敷が近付くにつれどんどん恐怖が募っていく
レイは私の腕を引っ張る
半分無理矢理お化け屋敷に連れ込められる
まだスタート地点なのにもう怖い
レイはさっさと歩いて行く
ガタッ
物音でビビってしまった…
しかも変な声出たし
レイは私を置いてすたこらさっさ
あわてて追いかけようとすると誰かに肩を掴まれた
ひんやりと冷たい手
全身の鳥肌が立つ
ゆっくり振り向く…
次の瞬間お化け屋敷に私の絶叫が響き渡った
✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼
レイはまだ耳を抑えている
私は首に回るレイの腕をぺちぺち叩く
ノーマンがたしなめ言葉を続ける
すぐにノリノリになる私
エマがちらりと時計を確認する
今は15:30
ノーマンはそう一言言ってエマに引きずりられるように歩いて行く
私は地図を覗く
✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼
私達はコーヒーカップに向かい合って座る
私は思いっきり勢い良くハンドルを回す
クルクルクルクル
…
見事に酔った私
レイにバカバカ連発されても言い返せれない
少しベンチで休憩する
その時
エマお誕生日おめでとう!!(一昨日)
もうすぐ約ネバも完結してしまう…(単行本)
でもアニメあるし実写映画もあるし〜
約ネバは終わらんぞ!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。