冬休みも終わり3学期
まだまだ日が短い頃
私は日直で先生の手伝いをやらされた←
ブツブツと私はハウスへ向かう
まじで暗っ
何か弱いレディーを居残りさせるのよブツブツ
ふと後ろで誰かの気配がした気がして振り返る
当然誰もいない
自分に言い聞かせるようにわざと大きな声で言う
すると後ろから口を塞がれた
フッと私は眠りに落ちていった
✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼
【レイside】
エマがちらりと時計を見る
ノーマルも心配そうに眉も下げる
時計は7時を回っている
流石に遅すぎないか?
ママの問いにエマが答える
ママは心配そうに携帯を見る
連絡がないか確認しているのだろう
その時ママの携帯が鳴った
あなたからだ
電話に出たママの顔がさっと青白くなる
俺達は電話が終わるまで待った
電話を切り俺達を見る
次の言葉を聞いた瞬間俺達はハウスを飛び出した
あなたが人質に取られた___
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!