マイク「さあ、いろいろやってきましたが!!
結局これだぜガチンコ勝負!!!」
観客「「「いえーい!!!!」」」
私が一番最初に戦うことになったのは、心操くんだった。
…………、すごくあの人こわい…。
とにかく目つきがすごく…、きつい。
勝己も最初は怖かったな…。とかしみじみ思った。
心操くんは、同じクラスだった人の代わりに2回戦うことになり、(お腹痛くて辞退した人がいて)
私の他に、緑谷くんが戦うことになった。
でも、2回連続で戦うのは体力的にも不利ということで、心操くんは、一番最初と最後に戦うことになった。
それで、私は一回戦目の最後に心操くんと戦う…。
緑谷くんと心操くんが最初に戦うから…、彼がどう戦おうとするのかが見れる機会だからしっかり見ようと思った。
尾白「大丈夫かな…、緑谷…。」
あなた「……そうだね。」
私と緑谷くんは、さっき、尾白くんから心操くんの個性を教えてもらった。
緑谷「心を"操る"個性って強すぎないか…。」
あなた「ほんとに…、もう操られたら負けちゃう…。」
尾白「いや…、でも万能ではなさそうだった…。
さっきの騎馬戦で鉄哲チームと衝撃でぶつかったときに解けたんだ…。だから、衝撃を体に与えることで洗脳が解けると思う。どのくらい衝撃を与えないといけないかはわかんないけど…、」
あなた「……そっか。」
尾白「俺から言える情報はこれぐらいかな」
緑谷「ありがとう!!ものすごいよ!!」
あなた「ほんとにありがとう!!」
尾白「二人には勝手なこというけど、
俺の分まで勝てよ…。」
あなた・緑谷「「………!!」」
「「うん……!!」」
・
こうして3人でグータッチをかわした。
あなた「緑谷くん…!」
緑谷「……どうしたの、毒味さん?」
あなた「…………決勝で会おう!!」
緑谷「………!!うん!!」
そう返してくれた彼の背中を見送った。
そして今から、緑谷くんvs心操くんの戦いがはじまる…。
・
マイク「さあ、一回戦!ヒーロー科1年A組緑谷出久!VSあんまり目立った活躍がない!1年c組普通科心操人使!!
レディーー、、ゴー!!」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。