10分ほど休憩が終わったあと、男女混合400メートルリレーが始まろうとしていた。
切島「いやー、緊張するな!」
芦戸「ほんとそれー!!ちょー緊張するんですけどぉ!」
なんか三奈ちゃん絶対緊張っていうより…、楽しさのほうが買ってる気がする…。
ああ…、私ももっと楽観的に考えられたら良かったのに…。
芦戸「あなたちゃん、あなたちゃん!!しっかり!そんな世界が終わるみたいな顔しないで!」
あなた「え、そんな顔してたかな……。」
切島「おお、、かなり顔真っ青だぞ…。」
だって、こんな代表が出るみたいなの始めてだし…。
ああ…、怖い……、
爆豪「………」
ミッドナイト「400メートルリレー出る子は入場よ!!」
やばい…、始まる…。
_________
マイク「さあ、レクレーションの最終競技が始まるぞー!!!出場者を発表するぞー!!〜〜」
ああ…、ずっと出場者の名前言ってくれればいいのにな←
マイク「最後は、期待の1年A組から切島、芦戸、毒味、爆豪!!!その中の二人は体育祭で好成績を収めてるぞ……!!!」
マイク先生そういうこと言わないでよ……!!
プレッシャーかけないでよぉぉ…。
ミッドナイト「さあさあ、みんな位置について…!」
ちなみに走る順番は、切島くん、三奈ちゃん、私、勝己の順番だ…。
芦戸「せっかくなら円陣組もうよー!そのほうが緊張ほぐれるだろうし…」
チラッと、私の方を見られた…、
あなた「アハハ…、」
切島「いいじゃん!やろーぜ!!ほら、爆豪も!」
爆豪「めんどくせえ…」
芦戸「まあまあ、」
・
芦戸「じゃあいくよ!絶対うちらがー!!
優勝!!」
3人「「「おおー!!」」」
爆豪「てめーら、足引っ張ったら許さねぇかんな……圧」
やっぱ出るのやだ………、
絶対失敗したら殺される……。
爆豪「あなた、」
あなた「ビクッ、………、何でしょうか…、?」
ああ…、なんか言われる…。
あなた「ん…?どうしたの?ニコ」
絶対…、勝己には緊張してるとかバレたらやばい。
爆豪「……………。」
何々…、?
プニッ
あなた「ひょっと…。なにすんの…。」
なぜか両手でほっぺを摘まれた。
あなた「いひゃい…、ひゃなしてよ…!!」
存分に触られたあと、やっと離してくれた。
爆豪「ハッ、いつもの調子に戻ったじゃねぇか…、」
緊張ほぐすためにやってくれの…?
あなた「ありがと…」
爆豪「フッ」
芦戸/切島(え、、何あの二人…?)
相澤「…………、。」
ミッドナイト「さあ、行くわよ!!位置についてー!
よーい
ドン!!」
始まった…。
芦戸「切島、早い早い!」
麗日「切島くん、頑張れーーー!!」
飯田「頑張るんだー、!君達ー!!」
いま、切島くんは、8人中3位。
最初から早い…。流石だ…。
切島「芦戸!」
芦戸「任せて!!」
わあ…、三奈ちゃんも速い…。
ん…?
なんかあの人…三奈ちゃんのこと走りながらチラチラ見てる…。
三奈ちゃんと接戦を繰り広げている隣の女の子が…、嫌な予感。
次の瞬間……
三奈ちゃんがその子に足を引っ掛けられ転んでしまった。
マイク「おっと……!A組転倒!!派手に転んだが大丈夫か………!?」
あなた「三奈ちゃんっっ!!」
足を引っ掛けた女の子はすごく嬉しそうに走っていった。
後ろから続々とみんなが追いつき、順位は7位になった。
芦戸「ごめんっ……あなたちゃん…!」
あなた「大丈夫……
あいつらに負けないから…。」
私…、完全に怒った。
三奈ちゃんにバトンを受け取った瞬間、。
周り「「うわっ!!A組の女子めっちゃ早いっっ!!」」
相澤(あなた……、すごいな…)
やばい…、しんどい…、こんなスピード今まで出したことないかも……
でも、三奈ちゃんのこと転ばしたやつに負けたくなんかない…!
マイク「おっとーっ!!!だが、毒味がどんどんとさを縮めていき、現在なんと、3位まで上り詰めたっ!!!」
もっと…!追いつきたいっっ…!
でも、中々差が縮まらなかった。
ああ…、悔しい…。
爆豪「よくやった…、後は俺に任せろ」
そう言ってバトンを受け取った勝己は、
爆豪「死ねっ!!!!」
って叫びながら走っていき、ぶっちぎりの一位でゴールした。
ほんとに、勝己ってすごいな…。適わない…。
マイク「終了っーー!!一位は、一時はどうなるかと思ったが、チームワークで一位を勝ち取った、
A組だー!!!!」
観客「「うぉーーー!!」」
芦戸「やったぁぁ……、みんなほんとにごめんね………ありがとぉぉ。(泣)」
あなた「三奈ちゃんのせいじゃないよ、!悪いのはあの、足を引っ掛けた人たちだよ…。」
切島「ほんとにな…。失格とかなんねぇかな。」
相澤「あ、そこの4位のやつ、競技妨害で失格な」
観客「ハハッ、4位とか微妙な順位で失格とかドンマイやんwwwww」
観客「ほんとそれww」
負けた人「くっそが…!!」
あなた「やっぱ、相澤先生はわかっててくれた。」
芦戸「ねっ!」
あなた「あっ、勝己!」
爆豪「あぁ!?んだよ」
あなた「1位取ってくれてありがと!」
爆豪「別にオメェのためじゃねぇ。」
あなた「いや、そうだけど、ホントは私が1位の人たちに追い付きたかったけど、無理だったからさ、ありがと。後、
1位取ったときの勝己、すごくかっこよかったよニコ」
爆豪「ハッ///うるせぇ…まあ、お前にしては良かったんじゃねぇの」
あなた「えっ、なんて言ったの?」
切島「…………毒味って重要なところで耳悪いな…←」
あなた「え、切島くん、その言い方酷くない?
ねー、なんて言ったのー??」
芦戸「頑張れ…爆豪」
爆豪「だから!お前にしてはよくやったんじゃねぇのかって言ってんだよ、ちゃんと聞けやぁぁ!!!」
あなた「それって褒めてるんだよね!?!怒られてる気がするんだけど…!?!?」
でも、勝己に褒められるとは思わなかったから嬉しかった…。
あなた「フフッ…」
芦戸(うれしそうなあなた可愛……)
・
マイク「おいどーした、イレイザー…?怖い顔してっけど…、」
相澤「………。いや、別になんでもねぇ…」
なんかモヤッとした。あなたたちを見てたら…、何だこれ。
そんなこんなで、私達は一位を取ることができたのだった。
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皆様お久しぶりです。
ほんとに更新遅すぎでごめんなさい🙇
やっとレクレーションおわった←おそ
…まだ、体育祭は終わりません。
ほんとすいません。
自分のペースで頑張って書いていくので気長に待っていただけるとうれしいです。
そしてお願いなのですが、
交換宣伝したいなって思ってる方是非コメントお願いします←唐突
交換宣伝したいって言ってもらえると嬉しいし、モチベーションにもなるのでどうかお願いします🙏
そして、お気に入りがもうすぐで1500行きそうです…!マジ感動。ありがとぉぉ!!
コメントもしてくださる方もほんとにありがとうございます。
これからも頑張っていくので、応援よろしくお願いします!
soleil
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。