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耳郎「あっ、あなた!おかえり!」
八百万「おかえりさないまし!」
蛙吹「………?あなたちゃん…、なにかあったかしら?」
あなた「……ん?あぁ…!全然平気だよ!さあ、早く食べよー!お腹すいちゃった!」
芦戸「ね!早く食べよー!!」
麗日「…………………、…。」
〜麗日Side〜
さっきの騎馬戦のとき…、あなたちゃんの様子おかしかった気がする…。
なんかいつもと違うっていうか……、
多分戦うときのギャップってやつかもしれないけど…、
でも、あのときのあなたちゃんは…、
あなたちゃんではなかった。
うちは近くにいたからそれがよく感じた…。
みんなから見たら轟くんの首のところにあるハチマキを取ってるように見えたけど………、
なんか普通とは違う速さ、勢いというか…、ああ…!!なんて言えばいいんだろ…。
みんなに言いたいけど、、そんなの言ったら気のせいだよ!って返されるだけだよね?
麗日「………ねぇ、あなたちゃん…、」
あなた「ん…、どうしたの?お茶子ちゃんニコ」
あなたちゃんの笑顔を見たら、やっぱりただの気のせいかと思った。
麗日「………ううん、あなたちゃんの食べてるオムライスが美味しそうだなって思ったの!!」
あなた「うん…!すごくおいしいよ!一口食べる…?」
麗日「ええの!?食べるー!!」
芦戸「ズルい!!あなたちゃんからもらえるとか…!!」
あなた「そんなに…!?」
芦戸「そうだよ!!」
今、こうして話しているのが楽しくてあなたちゃんが雄英高校にいてくれてよかったと思った…。
さっきのことは気にしない気にしない…!
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〜あなたSide〜
あなた「えっ、なんで、みんなチアの格好してるの…?」
八百万「相澤先生からの指示ですわ…!」
私がみんなでご飯を食べ終わったあとトイレにいっていっていたらみんながチアの格好になっていた…。
あなた「え?相澤先生が…?」
そんなこと言うわけないと思うけど……。
葉隠「ほらっ!あなたちゃんも着て着て!!」
あなた「あ…、うん。」
待って、これって肌見せるやつ…、
あなた「百々ちゃん…。」
八百万「なんですか…?あなたさん」
あなた「あの…、素肌隠せるやつとか作れたりするかな…?」
八百万「はい…!作れますわ!」
蛙吹「何かまずいことでもあるの…?肌を見せるのに」
あなた「いや…、その…、日焼けがちょっと気になっちゃって…汗」
葉隠「ええ…!あなたちゃん女子力高い!」
あなた「そんなことないって!笑」
よかったバレてないみたいで…、
とりあえず、着替えよ…。
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マイク「全員種目の競技もあるからな!本場アメリカからチアリーダーも呼んでより一層盛り上げ………
どうした?A組…!!?」
相澤「何してんだあいつら…、?」
八百万「峰田さん!上鳴さん!騙しましたわね!」
ハハ……なるほどね…、二人の仕業か…、
とりあえず早く脱ぎたいバレる前に…、
※あなたの今の格好は、長袖のインナーみたいなの着て、下がニーハイみたいな感じでほんとに素肌を見せないような格好です。
モブ「え、まってあの紫髪の子可愛くね…?」
モブ「まじそれ、似合いすぎだろ。」
マイク「てか、毒味一人だけちがくね…。なんか足がエロ___ゲシッ」
相澤「キモいこと言ってんじゃねぇよ…、」
マイク「え、でも周りの見てる奴らだって…、」
モブ「かわいい…。」
モブ「エロ…。」←コイツまじキモ
相澤(かわいい…。似合ってるな。
なんか、みんなからそんな姿見せてるのムカつくな。)
あなたちゃん何故かモテモテです…。
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あなた(なんかみんなからの視線が痛い…。そんな似合ってない…泣?)
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。
登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。