相澤「落ち着いたか…?」
あなた「はい…、ありがとうございます…、」
相澤「目すごい赤いな…、後で婆さんに氷もらいに行くか…」
相澤さん優しいな…
相澤「ほら、行くぞ」
あなた「は、はい、」
あれ?足に力が入らない…
相澤「どうした?」
あなた「あ、いや、足にちょっと力が入らなくて…、」
相澤「……………」
頑張ればいける、
その時、
ヒョイッ
何が起こったかわからなかったが…、冷静に今の状況を確認すると…
お姫様抱っこをされていた…
あなた「ちょっと…//あの…」
相澤「なんだ…、行くぞ…、」
待って…、やばい…、顔近いって…//
相澤「おい、しっかり掴まってろ…」
あなた「は、はい…//」
首に手を回して相澤さんをチラっと見ると、少しだけ耳が赤いような気がした、
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~保健室~
ガラガラ
リカバリーガール「どうしたんだい!?/」
相澤「ばあさん、氷くれ、」
そう言うと相澤さんはベットにおろしてくれた、
リカバリーガール「わかったよ、
はい、どうぞ…」
あなた「ありがとうございます…、」
鏡があったから、ちょっとチラッとみたら顔がむくんでて目がパンパンだった…
恥ずかしい…//
リカバリーガール「で、何があったんだい?」
リカバリーガールさんは信じられるけど、話すのが怖い……
手が震えてきた…
相澤「俺が説明する…、」
私が震えたのに気づいたのか、説明してくれた…
リカバリーガール「そうだったのかい…、辛かったね…、これからはちゃんと相談するんだよ…、」
そう言ってリカバリーガールさんは私を抱きしめてくれた
さっき泣き止んだばっかなのにまた泣いてしまった…
相澤さんも私の頭を撫でてくれた…
リカバリーガール「で、これから家はどうするんだい?」
そうだ…、どうしよう…、頼れる人はもういないし…
相澤「_______________俺の家に来ればいい…」
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。