第73話

69
1,349
2023/11/19 14:32





ジロちゃんの歌声に虜になってしまった私は、ずっと「何か歌って!」と言って聞かせてもらっていた。











恥ずかしそうにしてたけど楽しそうに歌いながら楽器を弾いてる姿はとてもかっこいい。














これはみんな惚れ込んじゃうな…。











耳郎「…ハァハァ…満足してもらえた…?」










あなた「ええ…もっと聞きたいなー」











耳郎「そう言いながら1時間ぐらいずっと歌ってるんだけど!!?」









時計を見てみると…









あなた「ほ、ほんとだ…。ごめんね。」









休憩もなしにずっと歌わせてた…。











耳郎「まあいいや、楽しかったし!でも、あなたに聞きたいことあるからそれに答えてくれたらいいことにしてあげる!笑」









あなた「聞きたいこと…?わかった…。」










耳郎「ちょっと楽器片してくる!」










走ってジロちゃんはギターを片付けに行った。



 





そんな急がなくてもちゃんと聞くのに…、何をそんなに聞きたいんだろう?














耳郎「お待たせ!」







あなた「全然!それより聞きたいことって何?」










耳郎「えっと…それは…」










急にジロちゃんはソワソワし始めた。











なんだろう。何を聞かれるの…、











耳郎「あなたって…好きな人いるの…!?」










え?










あなた「なな、ななんで…!?///











耳郎「そりゃ…あなたってかわいいし、女の私でもすごく気になる存在だし、優しいしね…」










あなた「…かわいいとか言われたの初めて…、…ジロちゃんって目悪いんじゃ…」









耳郎「視力はいいから!で、いるの…!?」












あなた「、…、え、と///










これ言っていいのかな…。











耳郎(反応からして…いそうだね)















あなた「そそ、それ言ったらジロちゃんだって上鳴くんのこと好きなんじゃないの……?」










耳郎「ちょっ、なんでうちの話になるの!?///











あなた「その反応って図星ってこと?ニヤニヤ」










耳郎「い、今はあなたに聞いてるの…!!質問に答えて!」










あなた「ええ……その…、い、いる…










耳郎「おぉ…!!それは…?」












あなた「相澤先生……











耳郎「………え、まま、まじか…!、!?、」











そりゃ…驚くよね。先生のこと好きだなんて、…











耳郎「ば、ば、爆豪とかじゃなくて!!??」











あなた「え、勝己…?!?」


















ジロちゃんいわく、生徒たちの中でいると思っていたみたいで相澤先生だったのは予想外だったみたい。










耳郎「いや…でも、あなたの行動とか表情とかたしかに…そうだったかも…?」










あなた「ちょっと振り返らないで!//














耳郎「ガチ意外だった…、で、先生のどんなところが好きなの??」










あなた「うぇっと…、、優しくて、生徒思いで、かっこよくて、色気すごいし…、なんかもう言葉にできない……///










耳郎「何その反応めちゃくちゃかわいい」










すごくニヤニヤして私のこと見てる…。絶対からかってる…!





   



耳郎「で、告白はしたの?」










あなた「へ、?そ、その…///











_____落ち着いててかっこよくて守ってくれて、余裕があって…年上のひとです…











その質問をされた瞬間…、昨日先生に告白のような物をした自分の発言を思い出した…。









耳郎「その反応は!?」









ジロちゃんに隠すのは自分にとって苦しかったから…昨日あった話をした。なので、先生のお家に住んでいることも教えてしまった…。










あなた「ごめんね。ずっと隠してて、…」










耳郎「ううん…、絶対言いづらかったのにウチに言ってくれてありがとう…。」











ジロちゃんが優しくてよかった。










耳郎「てか、好きな人と一緒に住んでるのやばいね…。」

  







あなた「ほんとにそうなの…、」










正直幸せだけど、緊張もすごいし、ドキドキしっぱなしでちょっとつらい…、











耳郎「個人的に気になるんだけど、爆豪とか轟はなんとも思ってないの、?」









ギクッ












耳郎「爆豪とはめちゃ仲いいし、轟もなにかとあなたに気にかけてるし、心操もちょっと怪しいし…、」


 







あなた「確かに勝己には仲良くしてもらってるけど、私のことただのモブとか思ってそう…。確かにかっこいいなと思う時はあるけど…」









耳郎「かっこいいって思うときあるの、?!」










あなた「そ、そりゃ…たまに…」










ほんとたまに不意打ちにくるときあるからしんどいときある…、向こうはそんなこと知らないけどね









あなた「心操くんは、戦ったときに少し話しただけだし、私のことなんとも思ってないよ。逆に嫌われてるの間違いだと思うし、」











耳郎「フーン…、で、なんで轟抜かしたの?」











あなた「えっと……」










じーっと見てくるジロちゃんに耐えきれず、昨日の事を話した…。











もちろん告白されたことも///












耳郎「嘘でしょ!!!!!!?ここ、告られたの?!」










あなた「だ、だただだよね?嘘だよね?」












耳郎「いや、告られたのありえるし、でもそこまで積極的だったとは…爆豪は何してんの…?












あなた「……?」













耳郎「とりあえず、あなたがモテることはわかった。」









あなた「ちょっとそれは意味わかんない!!!」













そんな恋愛トークをしながら、帰る時間がきた…。










耳郎「ああ…面白かった…。」











あなた「私は面白くないよ!!///絶対次はジロちゃんの上鳴くんイジりしてやる…。」











耳郎「待ってそれは勘弁!!///











あなた「絶対今日の話内緒にしてね…!」










耳郎「うん、わかった!二人だけの秘密!!」












指切りげんまんをし、ジロちゃんにバイバイした。












こうして私の初めての女の子のお友達の家に遊びに行ったのは、ほとんど恋愛トークでからかわれまくられて終わったのだった。

プリ小説オーディオドラマ